2016年6月20日
巨大ホホジロザメを搬入

体長が3メートルを超える巨大ホホジロザメの標本が6月18日、東京・上野公園の国立科学博物館に搬入されました。サメを包んでいたシートを取り払ってつり上げる際、サメの目の横をよく見ると、非常に小さな穴がたくさんあいていました。これは「ロレンチーニ器官」と呼ばれる一種の電気センサーで、捕食に必要な武器の1つとされています。

ホホジロザメは水槽に移され、あおむけになった姿のまま水が注入されました。水槽越しに鋭い歯も見えています。今後、7月8日の「海のハンター展」の開幕に向けて展示用に姿を整えていく予定です。
水浴びなう?
いえいえ、これは海のハンター展の目玉、ホホジロザメの標本作りの一コマです。https://t.co/78L5Z4Ccgg pic.twitter.com/i1rpVJNnGR
— 日経サイエンス (@NikkeiScience) 2016年6月20日
これまでの海のハンター展に関する記事
「海のハンター展」・7/8(金)開幕!(国立科学博物館)2016年6月8日