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天文遺産 宇宙を拓いた日本の天文学者たち

日経サイエンス編集部 編 協力:渡部潤一(国立天文台)

2021年6月15日 A4変型判 27.6cm×20.6cm 128ページ ISBN978-4-532-51245-3

2,200円(10%税込)

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天文学史上,貴重な望遠鏡や施設,史跡,文献などは「天文遺産」と呼ばれます。日本天文学会は2018年度から選考作業を開始,これまで8件の「日本天文遺産」を認定しています。本書では国立天文台の渡部潤一副台長の協力を得て,天文学会に先行する形で明治以降の天文遺産約30件を選び,それらの歴史的意義を古今の豊富な写真とともに紹介します。天文遺産を通じて日本の近代天文学の歩みをたどることができる一冊です。

日経サイエンス編集部 編 協力:渡部潤一(国立天文台)

まえがき
天文遺産への思い
 渡部潤一(国立天文台)

第1章 明治の星空を観測
レプソルド子午儀と子午儀室(上)
レプソルド子午儀と子午儀室(下)
20cmトロートン望遠鏡

日本で最初に星空を撮影した ブラッシャー天体写真儀
日本最古の星野写真乾板


第2章 三鷹の東京天文台
65cm屈折望遠鏡と大赤道儀室(上)
65cm屈折望遠鏡と大赤道儀室(下)
ゴーチェ子午環(上)
ゴーチェ子午環(下)
樺太国境を決めたバンベルヒ子午儀
日本最初の理科年表
東京天文台1号官舎


第3章 時をはかる
9cmバンベルヒ子午儀
三鷹国際報時所の門柱
リーフラー時計
写真天頂筒


第4章 太陽に迫る
20cm屈折望遠鏡と第一赤道儀室
アインシュタイン塔(上)
アインシュタイン塔(下)


第5章 Z項をめぐる物語
臨時緯度観測所本館と眼視天頂儀(上)
臨時緯度観測所本館と眼視天頂儀(下)
緯度観測所本館


第6章 電波天文学の誕生と発展
電波望遠鏡 第1号 名大空電研1.5m太陽電波望遠鏡
6mミリ波望遠鏡
野辺山ミリ波干渉計


第7章 宇宙時代の幕開け
スプートニクとエクスプローラーを追跡した ベーカー=ナン カメラ
日ソ共同の衛星追跡で活躍 AFUカメラ

五島プラネタリウム カール・ツァイスⅣ型投影機(上)
五島プラネタリウム カール・ツァイスⅣ型投影機(下)

渡部潤一(わたなべ・じゅんいち)
国立天文台副台長,上席教授。総合研究大学院大学物理科学研究科天文科学専攻教授。東京大学理学部天文学科卒業。国立天文台光学赤外線天文学研究系助手,ハワイ大学天文学研究所客員研究員,国立天文台天文情報センター長などを経て,2012 年より現職。専門は太陽系の小天体の観測的研究。国際天文学連合では副会長を務め,天 文遺産などに関する部会のメンバーでもある。