はじめに
Part 1 神経科学最前線
学ぶと配線の太さが変化 シナプスだけじゃない脳の情報処理システム R. D. フィールズ
神経回路網はどのように知性を生み出すのか M. ベルトレロ/D. S. バセット
神経伝達の常識を覆すニューロン表面波伝播説 D. フォックス
狂犬病ウイルスで神経網を探索 A. J. マレー
Part 2 意識の探求
脳が「現実」を作り出す A. K. セス
意識を持つのは人間だけか S. ブラックモア
意識の有無を見分けるテスト C. コッホ
生と死の境界を考える C. コッホ
機械は意識を持ちうるか C. コッホ
Part 3 睡眠研究のいま
概日リズムと服薬 SCIENTIFIC AMERICAN 編集部
眠気の正体に脳科学で迫る 柳沢正史/詫摩雅子
実験で明かす睡眠と記憶 K. A. パラー/ D. ウディエット
パンデミックが変えた睡眠と夢 T. ニールセン
Part 4 子どもの成長と教育
幼児教育で伸ばすべき力 L. ガーンジー
効果ある? 知育玩具 E. バンス
Part 5 新型コロナ下の課題
世界規模のトラウマ 克服への処方箋を探る L. デンワース
米国を騒がす誤情報 T. ルイス
Part 6 多様化する社会問題
麻薬性鎮痛薬からの離脱 C. ウォリス
スマホ利用と心の健康 L. デンワース
過剰な心配,過小な心配 リスク判断の心理学 B. フィッシュホフ

別冊243
脳と心の科学
意識,睡眠,知能,心と社会
2021年2月18日 A4変型判 27.6cm×20.6cm 128ページ ISBN978-4-532-51243-9
定価2,200円(10%税込)
ご購入はお近くの書店または下記ネット書店をご利用ください。
脳の情報処理のしくみからリスク心理学まで,社会生活と健康に密着したテー マを最新脳科学で読み解きます。
日経サイエンス編集部