日経サイエンス  2004年2月号

SCIENTIFIC AMERICANが選んだ 2003年のベスト50

 SCIENTIFIC AMERICAN誌は科学技術に関連して優れた功績をあげた「2003年のベスト50」を選んだ。科学技術の各分野をリードした個人や企業,団体を「研究」「ビジネス」「政策」の3部門に分けて選び出したもので,昨年に続き2度目。日本からは環境への負荷が少ないハイブリッド車の普及に力を入れたトヨタ自動車がビジネス部門の最優秀リーダーに選ばれた。

 

 最優秀研究リーダーはイオンチャンネルの構造と機能を解明したロックフェラー大学教授のマッキノン(Roderick MacKinnon)。マッキノンは2003年のノーベル化学賞も受賞。

 

 最優秀政策リーダーは世界保健機関(WHO)の前事務局長,G. H. ブルントラント(Gro Harlem Brundtland)。SARSに関して迅速に対処し,大流行を阻止した手腕が評価された。