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BEYOND DISCOVERY
日経サイエンス
人工内耳の進歩
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1. イントロダクション
2. 黎明期
3. 内耳が音を認識する仕組み
4. 耳が聞こえなくなるわけ
5. 人工内耳技術の発展
6. 蝸牛は脳に何を伝えるのか
7. 聴神経が壊れると…
8. 有毛細胞の働き
9. 内耳が発する音
10. 補足記事
人工内耳と聴覚障害者の文化
11. 補足記事
難聴の5大原因
12. クレジット
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BEYOND DISCOVERY
THE PATH FROM RESEARCH TO HUMAN BENEFIT
■耳が聞こえなくなるわけ
 一方,医師たちは難聴の研究を続けていた。そして,難聴には主に2つのタイプがあることが明らかになった。第1のタイプは伝音難聴と呼ばれるもので,音のエネルギーを蝸牛に伝える器官の損傷が原因だ。鼓膜が傷ついた場合や,小骨が骨性組織で覆われて動きにくくなるケースがある。その結果,あたかも音量調節スイッチが下げられたかのように,すべての音が小さくしか聞こえなくなる。このタイプの難聴では,音量を強める比較的単純な補聴器を装着するのが普通だ。小骨を邪魔しているものを手術で取り除く場合もある。
 
 もう1つのタイプの難聴は感音難聴と呼ばれ,コルチ器官の中にある有毛細胞の破壊が原因の場合が最も多い(難聴の原因に関する補足記事を参照)。よりまれではあるが,腫瘍などで聴神経が破壊されて起きる場合もある。
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原文はNASのBeyond Discoveryでご覧になれます。
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