タグ : 鳥
ザ・ビッグデー 探鳥バトル同行記
1日24時間にできるだけ多くの種類の鳥を観察・記録してその種数を競い合う探鳥競技「ビッグデー」が米国各地で開かれている。米国北東部コネティカット州のチャンピオンチームは2018年に同州での最高記録を更新し193種を達成し … 続きを読む
特集:渡り鳥の量子コンパス
渡り鳥は遠く離れた繁殖地と越冬地の間を毎年往復している。鳥たちは太陽や星に加え地磁気をナビゲーションに利用していることが知られているが,その仕組みは長年不明だった。最近の研究で,鳥の眼の中では光化学反応によって「ラジカ … 続きを読む
鳥の追跡調査 100年で見えてきたこと
1920年,米国で連邦鳥類標識調査事務局が設立され,鳥の移動や分布を調べる組織的な調査が本格的に始まった。この組織が現在の米地質調査所・鳥類標識調査研究所となり,カナダの機関と協力して「北米鳥類標識調査プログラム」を運営 … 続きを読む
鳥が多様になった道筋
現生の鳥類は1万種を超え,陸生の脊椎動物としては最も多様なグループだ。鳥はどのようにして,これほど素晴らしく多様化したのだろうか? 恐竜を滅ぼした6600万年前の小惑星衝突の後,これを生き延びた鳥類が爆発的な進化を通じて … 続きを読む
もうトリ頭とは言わせない 解き明かされた鳥の脳の秘密
鳥のなかには道具を使うカラスや鏡に映った自分を認識できるカササギ,簡単な足し算ができるオウムなどがおり,因果関係の推定や,計画立案,社会認知,想像力などが認められる。鳥は脳が小さく知力に劣るとされてきたので,これらは驚き … 続きを読む
シュレーディンガーの鳥 生命の中の量子世界
シュレーディンガーの鳥? シュレーディンガーの猫の間違いじゃないの? 量子論を少しかじった人なら,そんな疑問を持つだろう。実際,ウェブを検索してヒットするのは,この記事の予告くらいだ。おさらいすると,シュレーディンガー … 続きを読む
子育ての攻防に見る鳥たちの進化の道筋
オーストラリアのアカメテリカッコウは,ハシブトセンニョムシクイに托卵してヒナを育てさせる習性があるが,ムシクイの側では托された卵から孵ったヒナを巣から落として対抗している! 地道なフィールド調査で鳥の驚きの行動を明らか … 続きを読む
カラスはなぜ賢いのか
ワタリガラス(体長60cm以上あり,カラス科で最大。日本では北海道のみに飛来)にまつわる逸話はたくさんある。多くは彼らがいかに賢いかを示すものだが,そうした話だけでは彼らの恐るべき利口さの証拠にはならない。例えば,彼ら … 続きを読む
鳥たちが見る色あざやかな世界
人間は,えてして自分たちの視覚システムが進化の頂点にあると思いがちだ。確かに視覚のおかげで私たちは立体的に物を見ることができるし,遠くからでも物を見つけることができ,安全に動き回ることもできる。また,視覚のおかげで一人 … 続きを読む