タグ : 遺伝学

アメーバが教えてくれる創薬〜日経サイエンス2021年9月号より

土壌にすむ粘菌が致死的な肺疾患の治療に一役   肺気腫や慢性気管支炎などの慢性閉塞性肺疾患(COPD)は米国における死因の上位に位置しているが,いまのところ予防法や治療法はない。ところがアメーバのおかげで,肺細 … 続きを読む

カテゴリ 2021年9月号, SCOPE & ADVANCE

土のなかの古DNA〜日経サイエンス2021年3月号より

土中に保存されている環境DNAは 氷河期の生物に関する知識を書き換えるかも   Smithsonian 骨と歯の記録から,カナダ北西部ユーコン準州にいたマンモスが絶滅したのは約1万2000年前だと考えられていた … 続きを読む

カテゴリ 2021年3月号, SCOPE & ADVANCE

波に乗る寄生虫〜日経サイエンス2021年1月号より

大型ハリケーンが海水をかき混ぜて寄生虫の個体群に影響   2017年,ある研究チームがバージン諸島とプエルトリコの間に広がるターコイズブルーの海でそのシーズンのフィールド調査を終えた直後,大型ハリケーンが相次い … 続きを読む

カテゴリ 2021年1月号, SCOPE & ADVANCE

長距離走者の秘密〜日経サイエンス2019年3月号より

ある遺伝子変異が走行能力に寄与したようだ   ざっと200万~300万年前,ある霊長類が森からサバンナへ住みかを移した。そして脚が長くなり,筋肉がつき,足の幅が広がった。照りつけるアフリカの日差しの下で体を冷や … 続きを読む

カテゴリ 2019年3月号, SCOPE & ADVANCE

高度な言語が生まれた理由

人間の言語コミュニケーションは他の動物の身振りや音によるコミュニケーションよりもはるかに構造的で複雑だが,人の言語のこのユニークさを説明できるような人間特有の生理的,神経的,あるいは遺伝的な形質を発見する試みは失敗に終わ … 続きを読む

カテゴリ 2018年12月号, 記事

Unlocking the Mystery of ALS / ALSに新たな手がかり アンチセンス医薬の可能性

Amyotrophic lateral sclerosis (ALS) strikes without warning. The condition, which strips nerve cells of their ability to interact with the body’s muscles, starts painlessly, with subtle initial symp … 続きを読む

カテゴリ 2017年9月号, 英語で読む日経サイエンス

ALSに新たな手がかり アンチセンス医薬の可能性

 筋萎縮性側索硬化症(ALS)は脳と脊髄から全身の筋肉につながる神経細胞が冒される疾患だ。この病に倒れた大リーガーの名を取って「ルー・ゲーリック病」ともいわれ,物理学者のホーキングの例がよく知られる。日本にも約1万人の患 … 続きを読む

カテゴリ 2017年9月号, 記事

キツネがイヌに化けるまで

「人類最良の友」といわれるイヌは野生のオオカミを人間が家畜化したものと考えられているが,具体的にどう飼い慣らしたのか,どのくらいの期間がかかったのかなど,その詳細は歴史のなかに失われてしまった。そこでオオカミからイヌへの … 続きを読む

カテゴリ 2017年8月号, 記事

クローン動物短命説は誤りだった〜日経サイエンス2016年12月号より

初の厳密な検証が行われ,通常の動物と同じであることが判明した   20年前のクローン羊「ドリー」の誕生は,哺乳動物の成体細胞から抽出したDNAを未受精卵に注入することによってドナーとまったく同じ遺伝情報を持つ動 … 続きを読む

カテゴリ 2016年12月号, SCOPE & ADVANCE

ゲノム編集で病気に強いブタ〜日経サイエンス2016年5月号より

あるウイルス感染を完全に回避できた   養豚家が最も恐れるブタの病気に「豚繁殖・呼吸障害症候群(PRRS)」というウイルス感染症がある。1980年代に出現したPRRSウイルスはいまや世界中のブタに広がり,病気や … 続きを読む

カテゴリ 2016年5月号, SCOPE & ADVANCE

ラガービールの味が多様に?〜日経サイエンス2015年9月号より

新たな酵母が数百年ぶりに登場     Triumph Brewery’s Honey Blonde/Rhys A. ラガービールはつまらない。どの缶を開けても,サッカロミセス・パストリアヌ … 続きを読む

カテゴリ SCOPE & ADVANCE

巣作りの進化学

 鳥や哺乳動物,魚,社会性昆虫など多くの動物が複雑で多様な巣を作る。こうした構造を作るための行動は長い歴史のなかで進化してきたものだろう。だが,動物の巣作りに関する遺伝子が明らかになり始めたのは比較的近年になってからだ。 … 続きを読む

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人によって異なる遺伝子の数〜日経サイエンス2009年9月号より

遺伝子のコピー数異常が病気につながる理由について新たな見方が生まれてきた    ヒトゲノム配列の概要版が公表されてから10年近くたった現在も,病気の原因遺伝子探しは完了には程遠い。ほとんどの研究者は嚢胞性線維症 … 続きを読む

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あなたのゲノムも変化する〜日経サイエンス2008年7月号より

一卵性双生児でさえ「遺伝的に同一」ではない      一卵性双生児はよく似ているだろうが,長年考えられてきたのとは違って,DNAが同一ではないことが最近の研究でわかった。さらに,双子が成長するにつれ, … 続きを読む

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未来の健康リスクを知る〜日経サイエンス2007年11月号より

私たちは自分の遺伝子情報を知る“心の準備”ができているのだろうか    自分の未来をのぞいてみたい──誰でも夢見ることだろう。でも,本当に未来が見られるとしたら,あなたは見るだろうか。そして,のぞき見た未来が気 … 続きを読む

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