タグ : 超小型衛星

みんなの衛星キューブサット

 世界初の人工衛星スプートニクは机にのるほどの大きさだった。以降,大型化の一途をたどり,半世紀後にはサッカーグラウンドほどもある国際宇宙ステーションが地球を周回するようになった。ところがここに来て電子技術の高度化と打ち上 … 続きを読む

カテゴリ 2011年9月号, 記事

宇宙に手が届いた

 開発・打ち上げの費用,締めて550万円なり。東京大学の中須賀研究室は2003年,秋葉原の部品で作った10センチ角衛星「キューブサット」の打ち上げに世界に先駆けて成功し,以来,日本の超小型衛星開発を引っ張ってきた。だがそ … 続きを読む

カテゴリ 2011年9月号, 記事

誰でも使える“パーソナル衛星”を作る

 部品は秋葉原,作るのは学生,費用は数百万円から1千万円超。東京大学の中須賀真一さんは,そんな超小型衛星開発の旗頭だ。2003年に初号機の打ち上げに成功し,2010年までに3機を軌道に上げた。すべて現役で運用中だ。 &n … 続きを読む

カテゴリ 2010年1月号, 記事

愚かな宇宙軍拡競争

 「高地を確保し維持せよ」とは,古来からの戦法だ。人も装備も宇宙空間に入った現代においては,世界中の軍司令官が地球軌道を戦争のカギと見なすのは当然だろう。しかし最近まで,その趨勢は宇宙の軍事利用とは逆の方向に向いていた。 … 続きを読む

カテゴリ 2008年6月号, 記事