タグ : 考古学

聖地エルサレムの考古学

エルサレムではこれまで150年以上も発掘調査が精力的に続けられてきたが,今でも多くの謎が残されている。エルサレムの5000年間の歴史の中で,ユダヤ民族の祖先が初めて現れたときから,古代ペルシア人や古代ギリシャ人,さらにア … 続きを読む

カテゴリ 2022年10月号, 最新号の紹介, 記事

Wonder of the Ancient World / 古代ギリシャの天文計算機 アンティキテラの機械

In 1900 diver Elias Stadiatis, clad in a copper and brass helmet and a heavy canvas suit, emerged from the sea shaking in fear and mumbling about a “heap of dead naked people.” He was among a grou … 続きを読む

カテゴリ 2022年5月号, 英語で読む日経サイエンス

ゲノムが語る食の文化史

「現地の人々が『アヒ』と呼ぶコショウには,コショウ以上の価値がある。彼らの食事はこれなしには成り立たず,人々はとても健康的に過ごしている」。コロンブス(Christopher Columbus)は1492年,カリブ海の西 … 続きを読む

カテゴリ 2022年5月号, 記事

古代ギリシャの天文計算機 アンティキテラの機械

1900年のこと,金属ヘルメットと分厚いズックの潜水服をまとったスタディアティス(Elias Stadiatis)という名の男が浮上し,恐怖に震えながら「裸の死体の山」についてヘルメット越しのくぐもった声で語った。彼は東 … 続きを読む

カテゴリ 2022年5月号, 記事

ヒヒは太陽神ラーの使い 霊長類学で古代エジプト世界の謎を解く

ロンドンにある大英博物館の収蔵品の中に,EA6736として知られるミイラがある。エジプト・ルクソールのコンス神殿で発見されたマントヒヒのミイラで,紀元前1550年から紀元前1069年の新王国時代のものだ。   … 続きを読む

カテゴリ 2022年5月号, 記事

昔のイヌの食生活〜日経サイエンス2022年1月号より

糞石の古DNAから進化を探る   狩猟採集生活から農耕へのシフトは人間の進化を変えた。そして人類最良の友であるイヌの進化も変えた。糞石(化石化した糞)は食生活がそうした変化にどう影響したかを現象的に語る素晴らし … 続きを読む

カテゴリ 2022年1月号, SCOPE & ADVANCE

人類最初のアメリカ大陸への旅

アメリカ大陸への人類の拡散については,東アジアにいた単一の集団が最終氷期極大期の後にベーリング陸橋を渡ってアメリカ先住民のもとになったとされる。だが近年の遺伝学的研究から,実際はもっと複雑で,シベリアと東アジアの複数の集 … 続きを読む

カテゴリ 2021年11月号, 記事

The Origin of Home / 世界最古の都市遺跡に見る「我が家」の起源

The Konya Plain in central Turkey is a vast, elevated plateau covered in small farms and dusty fields, edged by dramatic mountain ranges that cast purple shadows. At night, visitors can drive into the … 続きを読む

カテゴリ 2021年9月号, 英語で読む日経サイエンス

世界最古の都市遺跡に見る「我が家」の起源

トルコの「チャタル・ヒュユク」はいまから9000年前に誕生した古代の原始的な都市だ。近年の調査で,当時の人々の生活ぶりがわかってきた。加熱調理などの日常生活を助ける工夫のほか,亡くなった家族を自宅の床下に埋葬するなど,彼 … 続きを読む

カテゴリ 2021年9月号, 記事

47都道府県人のゲノムが明かす 日本人の起源

私たち日本人は,一体どんなルーツを持つ集団なのか。一般には「日本列島に最初に到達した人々と,後に大陸からやってきた人々が混ざった」とされることが多い。縄文時代からの在来の人々と渡来人の混血だ。しかし近年,現代人と数千年前 … 続きを読む

カテゴリ 2021年8月号, 記事

浮かび上がる縄文人の姿と祖先

 今から約3500〜3800年前の縄文時代後期,北海道の礼文島北部の海岸沿いの集落で,ひとりの女性が亡くなった。後に船泊遺跡と呼ばれるこの集落に住んでいた人々の多くと同様,彼女は貝で作ったブレスレットやアンクレットを身に … 続きを読む

カテゴリ 2021年8月号, 記事

Ancient Plagues Shaped the World / DNAが明かす疫病史 ペスト流行とローマの興亡

In 541 C.E., after years of campaigning against Goths and Vandals, Emperor Justinian I had built the eastern Roman Empire into a vast dominion, nearly encircling the Mediterranean Sea. That year, howe … 続きを読む

カテゴリ 2021年6月号, 英語で読む日経サイエンス

ポンペイの壁画と噴火堆積物〜日経サイエンス2021年6月号より

フッ化物塩の生成で劣化する懸念   イタリアの古代都市ポンペイはベスビオ山の噴火による火山灰と火山岩に覆われ,発見され発掘が始まるまで1500年以上にわたって地中に埋もれていた。ほとんどの考古学者は,この噴火堆 … 続きを読む

カテゴリ 2021年6月号, SCOPE & ADVANCE

DNAが明かす疫病史 ペスト流行とローマの興亡

古代の遺骨などから病原体のDNAを採取して調べる研究が進み,歴史的な感染症パンデミックの原因を特定できるようになった。6世紀の東ローマ帝国を襲った疫病がペストであると確認されたのが一例だ。こうした古DNAの解析から,病原 … 続きを読む

カテゴリ 2021年6月号, 記事

DNA解析が明かす先史ヨーロッパ  農耕民による狩猟採集民の征服

 約9000年前,中東の農耕民が新たな耕地を求めてヨーロッパに移住し,先住の狩猟採集民と遭遇した。当初は交易などを通じ両者が共存し交配も進んだが,5000年前までに農耕民が大陸を支配し,階層的な社会構造が発達した。埋葬状 … 続きを読む

カテゴリ 2021年3月号, 記事