タグ : 素粒子物理学

アイスキューブ 南極でニュートリノを捉える

 アイスキューブは南極点の氷床深部に建設されたニュートリノ観測施設だ。ニュートリノは物質粒子とほとんど相互作用しないので,通常は氷床中を素通りするが,氷を構成する原子核と,ごくまれに反応して発光現象が起きる。アイスキュー … 続きを読む

カテゴリ 2016年1月号, 記事

思考実験 物理学者の心の旅

アインシュタインの不朽の貢献の1つは思考実験を活用したことだ。落下するエレベーターについての洞察が一般相対論につながった。現在の理論物理学における最重要問題のいくつかにはブラックホールに関する思考実験が必要だ。だが問題も … 続きを読む

カテゴリ 2015年12月号, 記事

特集:一般相対論100年

1915年12月2日に発表された「重力場の方程式」は当初,学界以外ではほとんど注目されなかった。数年後,アーサー・エディントンが率いた日食観測隊が,この理論を一夜にして有名にする観測を行った。100年前に登場したこの一般 … 続きを読む

カテゴリ 2015年12月号, 記事

ニュートリノの質量の発見(再録)

神岡鉱山にある東京大学宇宙線研究所の実験施設スーパーカミオカンデが1996年に稼働,自然界のニュートリノを約2年間観測した結果,ニュートリノが質量を持つことで起こる「ニュートリノ振動」という現象が捉えられた。この画期的発 … 続きを読む

カテゴリ 2015年12月号, 記事

微小な質量の巨大なインパクト

東京大学宇宙線研究所長の梶田隆章博士がニュートリノの研究でノーベル物理学賞を受賞する。原子核の反応で生じるニュートリノは幽霊のような素粒子だ。物質を構成する粒子グループに属するが,他の物質粒子とほとんど相互作用しない。そ … 続きを読む

カテゴリ 2015年12月号, 記事

緊急特集 ノーベル賞ダブル受賞!

天と地を見つめてきた2人の日本の研究者にノーベル賞がもたらされた。天を見つめてきたのは物理学賞受賞の梶田隆章博士。大気上層で生じて地表に降り注ぎ,岩盤を通り抜けてくる幽霊のような素粒子ニュートリノを観測。ニュートリノが飛 … 続きを読む

カテゴリ 2015年12月号, 記事

ノーベル賞受賞者に聞く注目分野

今年もノーベル賞の季節がやってきた。どんな研究業績が対象になり,3人の受賞枠に誰が選ばれるのか。9月から10月初めにかけて大手の学術情報企業や内外のメディアが予想を発表,研究者や個人はブログなどで賞の行方を占う。自然科学 … 続きを読む

カテゴリ 2015年11月号, 記事

ハイパーカミオカンデ実現へ一歩〜日経サイエンス2015年5月号より

国際共同研究グループが結成された   ニュートリノ物理学研究をリードしてきた実験施設スーパーカミオカンデの後継として構想されている「ハイパーカミオカンデ」の国際共同研究グループがこのほど結成された。日本を含む1 … 続きを読む

カテゴリ 2015年5月号, News Scan

Supersymmetry and the Crisis in Physics / 崖っぷちの超対称性理論

At dawn on a summer morning in 2012, we were on our third round of espresso when the video link connected our office at the California Institute of Technology to the CERN laboratory near Geneva. On th … 続きを読む

カテゴリ 2014年8月号, 英語で読む日経サイエンス

リニアコライダー誘致 歩み鈍く〜日経サイエンス2014年4月号より

研究者は候補地を北上山地に一本化したが,政府には慎重姿勢が残る    国際リニアコライダー(ILC)計画の日本誘致が一進一退の様相だ。昨年9月に日本学術会議が発表した「所見」に基づき,文部科学省は今後,2~3年 … 続きを読む

カテゴリ 2014年4月号, News Scan

The Proton Radius Problem / 陽子のサイズが何かおかしい

You would be forgiven for Assuming that we understand the proton. It is, after all, the main constituent of matter in the observable universe, the fuel of stellar furnaces. Studies of the proton—its … 続きを読む

カテゴリ 2014年4月号, 英語で読む日経サイエンス

暗黒物質の痕跡を発見?〜日経サイエンス2013年6月号より

国際宇宙ステーションでの反粒子観測の初結果が出た    宇宙空間を飛び交う反粒子を検出するアルファ磁気分光器(AMS)実験の最初の結果が去る4月3日に発表された。電子や陽子など物質を構成する粒子には,それぞれ質 … 続きを読む

カテゴリ 2013年6月号, News Scan

クォークの中の素粒子

 「7月革命」と呼ばれるようになったヒッグス粒子の発見。万物に質量を与えるとされるヒッグスは,素粒子論の枠組み「標準モデル」の中で,存在が予言されながら未発見だった唯一の素粒子だった。今回の発見で標準モデルが完全に検証さ … 続きを読む

カテゴリ 2013年1月号, 記事

ヒッグスらしき新粒子を LHC の実験で発見

 万物に質量を与える素粒子,ヒッグス粒子とみられる新粒子が発見されました。スイス・ジュネーブ郊外の欧州合同原子核研究機構(CERN)にある大型ハドロン衝突型加速器LHCを用いて陽子衝突実験に取り組む2つの国際共同研究グル … 続きを読む

カテゴリ きょうの日経サイエンス

投稿日 2012年7月4日

質量とは何か?

 少し前の12月13日,スイス・ジュネーブ近郊の欧州合同原子核研究機構(CERN)で,大型ハドロン衝突型加速器LHCを用いる2つの陽子衝突実験,ATLASとCMSの最新結果の発表がありました(LHCは以前取材したことがあ … 続きを読む

カテゴリ 01編集こぼれ話, きょうの日経サイエンス

投稿日 2011年12月25日