タグ : 神経科学

快楽の神経回路

 快感は生きる上で必須の感覚だ。快感があるからこそ,食べ物やセックス,社会的交流などに関心を持ち,それを維持しようとし続ける。最近の研究で,私たちの脳内には刺激されると快感が高まる領域,いわば快感の回路が存在することがわ … 続きを読む

カテゴリ 2013年1月号, 記事

脳丸ごとシミュレーター

 世界の約130大学が参加,人間の脳の完全なシミュレーターを開発する「ヒト脳プロジェクト」が実現に向けて動き始めた。脳にある100兆個のシナプスの接続を測定するのは不可能で,コンピューターで再現できない。そこでプロジェク … 続きを読む

カテゴリ 2012年11月号, 記事

Erasing Painful Memories / 恐怖の記憶を消す薬

The rat is on a carousel with clear plastic sides, rotating slowly in a small room. As it looks out through the plastic, it sees markings on the walls of the room from which it can determine its posit … 続きを読む

カテゴリ 2012年8月号, 英語で読む日経サイエンス

恐怖の記憶を消す薬

 事故に遭ったり,暴力を受けたときの恐怖の記憶に長い間苦しむ人がいる。忘れたくても忘れられず,大きな音を突然聞いたことなどをきっかけに,つらい記憶が鮮明によみがえってパニックを起こすケースもある。現在は心理療法で苦しみを … 続きを読む

カテゴリ 2012年8月号, 記事

This Is Your Brain in Meltdown / “パニック脳”を科学する

The entrance exam to medical school consists of a five-hour fusillade of hundreds of questions that, even with the best preparation, often leaves the test taker discombobulated and anxious. For some w … 続きを読む

カテゴリ 2012年7月号, 英語で読む日経サイエンス

“パニック脳”を科学する

 試験やスピーチの際,あがってしまって頭が真っ白になった経験は誰しもあるはずだ。最近,そのメカニズムの解明が進んできた。物事がうまく運んでいる時,脳の前頭前野は私たちの浅ましい感情や衝動を抑える制御中枢として働いている。 … 続きを読む

カテゴリ 2012年7月号, 記事

What Makes Each Brain Unique / 動く遺伝子がつくる個性

Your brain is special. So is mine. Differences arise at every level od the organ’s astonishingly intricate architecture; the human brain contains 100 billion neurons, which come in thousands of type … 続きを読む

カテゴリ 2011年6月号, 英語で読む日経サイエンス

動く遺伝子がつくる個性

 双子(一卵性双生児)の兄弟や姉妹が入れ替わって学校に行き,クラスメートの意表を突く行動に出て大騒ぎ……というような筋書きはお話としてはありそうだが,見かけはそっくりでありながら性格や個性がまったく違う場合が現実にもある … 続きを読む

カテゴリ 2012年6月号, 記事

一夜漬けはやめよう〜日経サイエンス2012年5月号より

間隔を変えて繰り返すのが最良の学習法らしい    高校や大学の先生はいつも,一夜漬けの勉強はしないようにという。学期を通して少しずつ順に勉強するのが王道だ。昨年12月にNature Neuroscience誌電 … 続きを読む

カテゴリ 2012年5月号, SCOPE & ADVANCE

Hidden Switches in the Mind / 脳とこころのスイッチ エピジェネティクス最前線

Matt is a history teacher. His twin brother, Greg, is a drug addict. (Their names have been changed to protect their anonymity.) Growing up in the Boston area, both boys did well in high school: they … 続きを読む

カテゴリ 2012年3月号, 英語で読む日経サイエンス

記憶障害支援に「センスカム」〜日経サイエンス2012年3月号より

アルツハイマー病による記憶破壊を携帯ビデオカメラで遅らせることが可能かも    近年,アルツハイマー病患者を襲う非情な衰えを遅らせたり止めたりするはずの新薬がテストされてきたが,どれも期待はずれに終わっている。 … 続きを読む

カテゴリ 2012年3月号, SCOPE & ADVANCE

脳科学が教える 学び上手にする方法

 読み書き計算がうまくできないと,普段の生活に何かと困る。ではもし赤ちゃんの頃,その子が将来,小中学校に上がって,そうした技能の習得にかなり苦労しそうなことがわかったとしたらどうか? 乳幼児は小中学生に比べても脳が柔軟。 … 続きを読む

カテゴリ 2011年12月号, 記事

シャーレのなかの精神病〜日経サイエンス2011年10月号より

病んだ神経細胞を再現して研究することが可能に    人間の臓器のうち脳ほど研究しにくいものはない。肝臓や肺,心臓からは細胞を取り出して調べられるが,脳の生検試料を得るのは様々な理由から難しい。生きた脳細胞の働き … 続きを読む

カテゴリ 2011年10月号, SCOPE & ADVANCE

知能の物理学

 動物(哺乳類)の脳は基本構造がほとんど同じで,脳を構成する神経細胞も同じようなもの。だとするとコンピューターになぞらえれば,脳は大きいほど高性能,つまり賢くなるのだろうか? 例えばイルカやゾウ,クジラの脳は人間の脳より … 続きを読む

カテゴリ 2011年10月号, 記事

法廷に立つ脳科学

 科学技術の進歩を受け,裁判で採用される証拠の幅が広がってきた。血液のDNA解析データや声紋の鑑定結果などがよく知られる。脳科学も近年急速に進歩し,脳画像解析から,その人の精神状態などをある程度,読み取れるようになってき … 続きを読む

カテゴリ 2011年9月号, 記事