タグ : 神経科学

パーキンソン病への応用

 パーキンソン病は,脳のなかでドーパミンを分泌するニューロンが死滅することによって生じる。手足がふるえる,体がこわばるといった症状の出るこの病気の治療の第一選択は,L-ドーパをはじめとする薬物療法だ。最近では脳の深部に電 … 続きを読む

カテゴリ 2003年6月号, 記事

脊髄損傷治療への道

 私は当初,神経の発生過程において中枢神経系を構成する細胞の多様性がどのように形成されてくるかに興味をもち,その制御機構を研究していた。そのうち,研究対象を多様性のもととなる神経幹細胞に絞っていった。1998年に成人の脳 … 続きを読む

カテゴリ 2003年6月号, 記事

ホシバナモグラの驚異の鼻

 ホシバナモグラ(Condylura cristata)の体重はわずか50g,マウスのほぼ2倍しかない。米国北東部やカナダ東部の湿地の浅いところにトンネルを掘って住み,地下と水中の両方で餌をとる。モグラの仲間(哺乳類食虫 … 続きを読む

カテゴリ 2002年10月号, 記事

児童虐待が脳に残す傷

1994年,ボストン警察はロクスベリーにあるアパートの不潔な一室に閉じこめられていた4歳の男の子を助け出した。この子はその部屋で恐ろしく惨めな生活を送っていて,栄養失調になっていた。かわいそうに,その小さな手はひどい火傷 … 続きを読む

カテゴリ 2002年6月号, 記事

ウイリアムズ症候群が明かす脳の謎

 IQ(知能指数)がわずか49の10代の女性に象の絵を描いてもらったところ,何が描いてあるのかはほとんど判別できなかった。ところが,象について話をしてもらうと,その話は印象深く朗々と叙情的でさえあった。「それは長い灰色の … 続きを読む

カテゴリ 1998年3月号, 記事