タグ : 社会学

熱くなる極北のるつぼ スヴァールバル諸島からの報告

 温暖化が地球で最も急速に進む北極圏で,人々の暮らしが実際に大きく変わろうとしている。北極圏にあるスヴァールバル諸島はノルウェー領ではあるが条約によって関係国に開かれており,最大の町ロングイェールビーンには各国から多くの … 続きを読む

カテゴリ 2021年12月号, 記事

The Pandemic We Forgot / 忘れられたパンデミック スペイン風邪の集合的記憶

In 1924 Encyclopædia Britannica published a two-volume ­history of the 20th century up to that point. More than 80 authors—professors and politicians, soldiers and scientists—contributed chapter … 続きを読む

カテゴリ 2021年7月号, 英語で読む日経サイエンス

忘れられたパンデミック スペイン風邪の集合的記憶

世界で数千万人の命を奪った1918~1919年のインフルエンザ(スペイン風邪)は終息後まもなく人々の話題から消え失せた。社会の「集合的記憶」として残りにくい側面があったためだと考えられる。昨年来の新型コロナウイルス感染症 … 続きを読む

カテゴリ 2021年7月号, 記事

科学不在からの脱却 バイデンに課された4つの難題

米国の新政権は前任者が残した大きな傷を修復せねばならない。トランプ前大統領は科学と敵対し,エビデンスを無視し,陰謀論を広め,現実そのものを拒絶した。米国社会はなおも分断している。バイデン新政権が取り組むべき最初のステップ … 続きを読む

カテゴリ 2021年3月号, 記事

情報操作社会に生きる

人間は生来,感情的な刺激に反応しやすく,もともと持っていた信念あるいは偏見を強めるものなら誤情報でも共有する。ところがソーシャルプラットフォームの設計者たちは,人のつながりは寛容をもたらし,憎しみを緩和すると信じて疑わな … 続きを読む

カテゴリ 2019年12月号, 記事

格差が加速する環境破壊

貧しい人々は環境破壊からより大きな悪影響を被っている。環境の利用ないし乱用によって利益を得る人たちが害を被る人たちよりも経済的・政治的に強い力を持っている場合,この力のアンバランスは環境破壊を助長する結果になる。また,住 … 続きを読む

カテゴリ 2019年5月号, 記事

不平等が蝕む健康

経済格差は健康の悪化と短命につながる。ただし,その理由は単に医療サービスを受けられないことや栄養不良ではない。貧富の差が大きいと慢性のストレスによる身体各部の劣化が激しくなることが,近年の研究で示された。そうした心理的ス … 続きを読む

カテゴリ 2019年5月号, 記事

仕組まれた経済 格差拡大の理由

米国の経済格差は特に大きく,先進諸国のなかで実質的に最大だ。以前からの格差に加え,米国の政治システムによって富裕層が政治的影響力を得て自分たちに有利なように法律を変え,不平等を拡大している。政治におけるカネの力を抑えてこ … 続きを読む

カテゴリ 2019年5月号, 記事

特集:格差を科学する

経済的不平等は貧しい人だけでなく金持ちや中流層にも悪影響を及ぼし,地球環境まで害する。この特集では,格差がもたらす広範な影響について考える。ノーベル経済学者のスティグリッツは米国の経済格差の起源を説明し,是正策を示唆。神 … 続きを読む

カテゴリ 2019年5月号, 記事

フェイスブック男女格差〜日経サイエンス2019年1月号より

ソーシャルネット利用の男女差は他の男女格差の代理指標となるようだ   ソーシャルメディアは猫の動画や赤ちゃんの写真を伝えるのに加え,有益な人口統計情報をもたらすことがあるようだ。女性によるフェイスブックの使用が … 続きを読む

カテゴリ 2019年1月号, SCOPE & ADVANCE

データで見る男女格差

男女平等に向けた前進はあるものの,多くの格差が残っていることがデータから示されている。経済的機会と社会的機会に関して,女性はいまだに男性よりも不利な条件に置かれている。国会議員に女性が少ないことなど,こうした男女格差(ジ … 続きを読む

カテゴリ 2018年1月号, 記事

ネット化された霊長類

 ソーシャルメディアのおかげで孤独や退屈を感じることはもうなくなったが,皮肉にも一方では最も近しい人たちへの思いやりが薄れたほか,自分自身と向き合うことすら難しくなっている。マサチューセッツ工科大学の社会学者タークルはこ … 続きを読む

カテゴリ 2014年12月号, 記事

自由意思なき世界

 脳科学の進展に伴い「自由意思は存在しない」との見方が強まっている。人間が意識的に自分をコントロールしていると感じるのは幻であり,実際は無意識の心に突き動かされているという見方だ。一方,人は自由意思の存在を疑うほど,犯罪 … 続きを読む

カテゴリ 2014年10月号, 記事

性的魅力と掃除・洗濯〜日経サイエンス2013年6月号より

家事をする男はセックスの回数が少ない    女性は家事を手伝ってくれる男性に惹かれるというのが定説だ。だが最近の研究で,どの種の仕事を分担するかによって性的魅力の感じ方が異なるらしいことがわかった。   … 続きを読む

カテゴリ 2013年6月号, SCOPE & ADVANCE

ニューヨークはいかに犯罪を減らしたか

 犯罪都市ニューヨーク──。かつてはそんなふうに呼ばれていた。1990年代初め,ニューヨークの殺人事件発生率は米国の5大都市(ニューヨーク,シカゴ,ロサンゼルス,ヒューストン,フィラデルフィア)の中で最悪だった。それから … 続きを読む

カテゴリ 2012年1月号, 記事