タグ : 生物学

細菌流の変身の術~日経サイエンス2014年2月号より

無害な微生物が悪役に変わるメカニズム    細菌は至る所にいる。体内にもいる。無害なもの,有益なもの,そしてもちろん一部は病気を引き起こす。だがその他の菌,例えばありふれた肺炎連鎖球菌(Streptococcu … 続きを読む

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宇宙船新人類

 2011年にスペースシャトル「アトランティス」が地球に帰還してゆっくり停止したとき,人類の宇宙飛行の幕が下りたのではないかと心配する人もいた。だが,そうではなかった。恐竜の絶滅が初期の哺乳動物に繁栄をもたらしたように, … 続きを読む

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羽のある発明家〜日経サイエンス2013年4月号より

オウムで道具作りが初めて観察された    1960年代初期にチンパンジーが「道具を使う生き物」の仲間入りを果たして以来,その顔ぶれはどんどん増えてきた。現在ではゾウ,イルカ,カラス類,カケス,ディンゴ,イヌ(の … 続きを読む

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過去をのぞくワームホール〜日経サイエンス2013年4月号より

木版画に残された欠陥から木食い虫の過去の分布がわかる    ワームホール(虫食い穴)はタイムトラベルや瞬間移動のためだけのものではない。古代の虫食い穴という非常に現実的なワームホールが昆虫と芸術作品の分布の解明 … 続きを読む

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脱出ハッチ〜日経サイエンス2013年3月号より

捕獲かごの一部を生分解性にすれば迷い込んだ希少生物をリリースできる    2006年,米国東海岸のチェサピーク湾に流れ込む数多くの河川の1つ,ヨーク川の底を調査測量していた科学者たちが奇妙なものに出くわした。「 … 続きを読む

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Autism and the Technical Mind / 自閉症と理系思考

In 1997 my colleague Sally Wheelwright and I conducted a study involving nearly 2,000 families in the U.K. We included about half these families because they had at least one child with autism, a deve … 続きを読む

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自閉症と理系思考

 他者とのコミュニケーションが難しくなるなどの症状で知られる自閉症。その要因は子育てなどの環境的なものではなく,遺伝性が強いことが1980年代には判明していたが,近年,自閉症をもたらす遺伝子群が,理系思考,つまり物事を解 … 続きを読む

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移り気な鳥たち〜日経サイエンス2013年2月号より

交尾を目指して変身する柔軟な戦略    セアカオーストラリアムシクイはオーストラリアに生息する小型の食虫鳥類で,一雌一雄でつがいとなって家族をつくる。だが交尾は決まった相手とするわけではないので,多くのヒナは巣 … 続きを読む

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浮気な働き者

 シタバチとランの花は対等な共生関係にあると,長らく信じられてきた。ランはシタバチに受粉を手伝ってもらう引き換えに香り成分を与え,オスのハチはそれを使ってメスを惹きつける。両者は「共進化」してきたと考えられてきた。しかし … 続きを読む

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緊急特集:山中伸弥京大教授がノーベル賞受賞

 山中伸弥京都大学教授が生み出したiPS細胞は医学と生物学の世界に革命を起こし,山中教授には2012年のノーベル生理学・医学賞の栄誉がもたらされた。臨床応用はこれからなので,受賞は少し先との見方もあったが,基礎科学へのイ … 続きを読む

カテゴリ 2012年12月号, 記事

魚のディナーデート〜日経サイエンス2012年11月号より

もてないオスはごちそうでメスを誘う    すてきなディナーをおごっても彼女を口説き落とせるとは限らないが,ある魚の場合,オスがおいしそうな疑似餌を使ってメスをかなり確実にものにしているらしい。カギは,その地の“ … 続きを読む

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ウソから出た大発見

 昨年,素粒子ニュートリノが超光速で飛ぶという実験結果が発表されて大ニュースとなったが,誤りと判明した。実は約30年前にも似たような騒動があった。量子論の基本的性質を使って設計された「超光速通信機」なる装置の論文が学術誌 … 続きを読む

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特集:マイクロバイオーム 究極のソーシャルネット

 人体には,自身の細胞の10倍にも及ぶ細菌細胞が存在する。共生細菌や細菌叢,マイクロバイオームなどと呼ばれるこれらの細菌の集団は,複雑な生態系を構築して,私たちの健康に有用な役割を果たしていることがわかってきた。  この … 続きを読む

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シラミが語る真実〜日経サイエンス2012年8月号より

キツネザルの行動をシラミで追跡    ネズミキツネザルは体重がたったの40gで,世界最小クラスの霊長類だ。小さいうえに夜行性で,木にすんでいるため,追跡や観察が難しい。ヘルシンキ大学の大学院生ゾーディ(Sara … 続きを読む

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生物の色彩マジック

 クジャクの鮮やかな尾羽の色合いはどのように生み出されるのだろう? 調べても,それらしい色素は見当たらず,羽を濡らすと色が消えてしまう。羽は尾根のような微細な隆起に覆われ,この構造によって太陽光の特定波長が選び出されて反 … 続きを読む

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