タグ : 海のハンター展

きょうの日経サイエンス

母ザメは子宮内でミルクを与える ~ホホジロザメの繁殖の仕組み解明:沖縄美ら島財団

魚類最強のハンターとして知られるホホジロザメの母ザメは、妊娠初期に子宮内で脂質を多く含む液体(子宮ミルク)を分泌し、胎仔(子ザメ)がそのミルクを飲んで成長することが、沖縄美ら島財団(沖縄県本部町)の研究者らの調査研究で分 … 続きを読む

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投稿日 2016年9月16日

海のハンター展が開幕!

7月8日、東京・上野公園で「海のハンター展」が始まった。「捕食」に注目し、食物連鎖の中で生き抜く海のハンターの多様な姿が紹介されている。ホホジロザメの成魚の全身液浸標本など展示数は160点。体の大きさや顎、歯といった捕食 … 続きを読む

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投稿日 2016年7月8日

ホホジロザメの全身標本が完成へ

海のハンター展で展示されるホホジロザメは6月25日、特製の水槽に運び込まれて固定され、全身液浸標本がほぼ完成した。体長3.2メートル、体重320キログラムのオスで、成魚の全身液浸標本が一般公開されるのは初めて。長期飼育が … 続きを読む

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投稿日 2016年6月25日

やはり鋭いホホジロザメの歯

巨大ホホジロザメの標本作成作業が6月24日、東京・上野公園の国立科学博物館で本格的に始まりました。目の前で見ると、鋭い三角形の歯がむき出しになっています。 歯の大きさは最大で約3センチメートル。デジタルカメラの望遠モード … 続きを読む

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投稿日 2016年6月24日

巨大ホホジロザメを搬入

  体長が3メートルを超える巨大ホホジロザメの標本が6月18日、東京・上野公園の国立科学博物館に搬入されました。サメを包んでいたシートを取り払ってつり上げる際、サメの目の横をよく見ると、非常に小さな穴がたくさん … 続きを読む

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投稿日 2016年6月20日

「海のハンター展」・7/8(金)開幕!(国立科学博物館)

上野の国立科学博物館で、7月8日(金)〜10月2日(日)「海のハンター展」が開催されます。   今回の展示では、3メートルを超える「ホホジロザメ」生魚の全身液浸標本が日本で初公開されます。 そのほかにも160点 … 続きを読む

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投稿日 2016年6月8日

タリーモンスターの正体〜日経サイエンス2016年7月号より

系統発生学の長年の謎が解けた   1955年,アマチュアの化石収集家タリー(Francis Tully)はシカゴ近郊のメゾンクリーク層という化石集積スポットで,非常に奇妙な標本を発見した。その化石はチューブ状の … 続きを読む

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そしてペンギンだけが残った〜日経サイエンス2014年8月号より

数千万年前に誕生した泳ぐ鳥類は,海生哺乳類との競争に敗れ姿を消した   ペンギンモドキ類のホッカイドウオオウミウ 新村龍也&足寄動物化石博物館 翼を海で泳ぐことに使う奇妙な鳥がいる。そう,おなじみのペンギンだ。 … 続きを読む

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マグロやカツオの祖先は深海魚~日経サイエンス2014年2月号より

中生代末の大絶滅を深海でやり過ごし,海洋表層へと進出した   恐竜が姿を消した約6500万年前の中生代白亜紀末の大絶滅は哺乳類や鳥類などにとっては飛躍の時期だった。海でも陸と同様,生物種の大変動が起きた。首長竜 … 続きを読む

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カメの起源問題が決着〜日経サイエンス2013年8月号より

遺伝子発現パターンの解析から,「発生砂時計モデル」の正しさも裏づけられた      昔話の主役やペットとしても馴染み深いカメ。甲羅をまとったユニークなその形態が関心を引くとともに,生物学では謎めいた存 … 続きを読む

カテゴリ 2013年8月号, SCOPE & ADVANCE

ペンギンの数奇な歩み

ペンギンは冷たい南極海を自由自在に泳ぎ回り,水深約500mまで潜って魚やイカ,オキアミを探す。空を飛ぶ唯一の機会は,水中から飛び上がって氷の上に戻る一瞬だけだ。いったいどのような進化の道筋をたどって,こんな奇妙な鳥が登場 … 続きを読む

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眼を生んだ進化

樹の高いところの葉を食べるキリンは首が長く,土の中を掘り進むモグラの手は身体の割に大きくて土を効率よく掻く。これらは生息環境に応じて身体が進化したわかりやすい例だが,中には「こんな精巧なものが本当に進化によって生み出され … 続きを読む

カテゴリ 2011年10月号, 記事

セックスの始まり

2005年の8月,豪メルボルンにあるビクトリア博物館の研究チームは,同国北西部の有名な化石産地ゴーゴーで太古の魚の化石を見つけ,持ち帰ります。約3億7500万年前の古生代デボン紀の海を泳いでいた最も原始的な魚類にして,最 … 続きを読む

カテゴリ 2011年4月号, 記事

天然ウナギの卵が見つかりました!

今日の朝刊各紙で紹介されていますが,東京大学大気海洋研究所の塚本勝巳教授らと水産総合研究センターは天然ウナギ(ニホンウナギ)の卵を採集することに世界で初めて成功しました。採集地は太平洋のマリアナ諸島沖。実際に採集したのは … 続きを読む

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投稿日 2011年2月2日

海の生き物の心を読む

「魚だって,警戒すると上目遣いになるし,わからない時は首をかしげる。僕らと共通のボディランゲージが沢山あります」。水中写真家の中村宏治氏はこう話す。45年間海に潜り続け,数々の海の生き物をカメラに収めてきたが,「撮影は全 … 続きを読む

カテゴリ 2010年5月号, 記事