タグ : 気候変動

日本でも起きた大竜巻

 2012年,ゴールデンウィーク最終日の5月6日昼頃,関東平野北部から福島県南部にかけて4つの竜巻が発生した。そのうち,筑波山参拝の門前町,つくば市北条を襲った竜巻の規模は日本で起きた竜巻のトップ3に入るとみられている。 … 続きを読む

カテゴリ 2012年8月号, 記事

早期警報目指す米国

 米国では毎年,竜巻によって多くの犠牲者が出ている。2011年の竜巻による死者数は550人で,米国の災害史上4番目に多く,被害額も大変なものになった。2012年もすでに大きな被害が出ている。3月2日,米国中西部と南部の1 … 続きを読む

カテゴリ 2012年8月号, 記事

地球は冷えるか

 太陽活動(太陽の黒点活動)が変わることで地球の気候にどのような影響が出るのだろうか。太陽放射の変化,中でも紫外線の放射量の変化など要因はいくつか考えられるが,最も有力なものとして,銀河宇宙線との関係が注目されている。地 … 続きを読む

カテゴリ 2012年8月号, 記事

活動 未知の領域へ

 太陽の様子がどうもおかしい。太陽活動は近代の観測史上あまり例のない静穏な状態になりつつある。通常の11年周期に沿った活動の上昇が遅れに遅れ,黒点数や太陽風の強さなどの指標がいずれも弱くなっている。太陽活動が非常に静かだ … 続きを読む

カテゴリ 2012年8月号, 記事

特集:太陽異変

 われわれが地球上で生活できるのも太陽の恵みのおかげだ。その太陽の様子がおかしくなってきた。太陽が次第に「元気さ」を失っているのだ。太陽活動の活発さのバロメーターは太陽黒点の多さだが,最近の黒点数は約100年ぶりの低水準 … 続きを読む

カテゴリ 2012年8月号, 記事

地球を潤すサハラの砂塵

 中国の黄土高原やゴビ砂漠の砂塵が偏西風に乗って日本に飛来する。同様のことが地球の反対側でも起きている。アフリカのサハラ砂漠の砂塵が貿易風に乗り,大西洋を越えて南米アマゾンあるいはフロリダなどに飛来する。この砂塵が海洋に … 続きを読む

カテゴリ 2012年5月号, 記事

チョコレートの木を救う

バナナ,パパイア,マンゴーなど食卓を彩る熱帯の果物。広い意味ではチョコレートもその1つだ。チョコレートは,熱帯で育つカカオの木の種子(カカオ豆)を発酵,乾燥させて作るココアがもとになっている。近い将来,チョコレートの需要 … 続きを読む

カテゴリ 2012年5月号, 記事

異常気象に強い都市

 国際政治の舞台では温暖化ガス排出削減の取り組みがなかなか進展しないが,すでに各地では温暖化に伴うとみられる異常気象が頻発,米国では特に大洪水への対応が待ったなしの状態だ。動きの鈍い連邦政府に業を煮やした州や市は自らイン … 続きを読む

カテゴリ 2012年4月号, 記事

ブロッケン現象の科学

 太陽を背にして,山の上や飛行機から雲を見下ろすと,運がよければ,雲に映った影の周りに多色の輝くリングを見ることができる。「ブロッケン現象」だ。この輝くリングは虹と同様,雲を構成している小さな水滴が作り出している。ただ, … 続きを読む

カテゴリ 2012年4月号, 記事

哺乳類の祖先を襲った温暖化

 恐竜が闊歩していた中生代は温暖で,南極大陸に植物が茂り恐竜がいたことがわかっている。この温暖期は6500万年前の巨大隕石の落下で終わりを迎えたが,その約1000万年後,哺乳類の天下となった新生代の地球においても非常に温 … 続きを読む

カテゴリ 2011年10月号, 記事

もうひとつの温暖化危機 北上する赤道降雨帯

 赤道の北側で地球をぐるりと取り巻いている雲,それが「赤道降雨帯」だ。この降雨帯は赤道付近の農業地域に恵みの雨をもたらすだけでなく,全世界の降雨パターンに影響を及ぼしている。著者らの研究によって,気温が上がれば降雨帯も北 … 続きを読む

カテゴリ 2011年6月号, 記事

気候変動難民

 温室効果ガスの排出が世界中で急激な気候変動をもたらしている。今後,降水量が大きく変わり,異常気象が頻繁になるほか,海面上昇や気温の変化が予想されている。これらはいずれも私たちの食糧や資源を提供してくれる生態系を大きく乱 … 続きを読む

カテゴリ 2011年4月号, 記事

1000本のアンテナで南極の空を見る

 ブリザードが吹き荒れ,冬は太陽が顔を見せない極夜が続き,頭上にオーロラが舞う──。日本が南極観測を始めて半世紀,気象や生物,地質,地磁気などさまざまな観測が行われ,行程数千kmに及ぶ隕石探索や,気候変動の記録を調べる氷 … 続きを読む

カテゴリ 2011年1月号, 記事

森で実験 気候変動の影響

 今日,科学者は森林破壊や土地利用,化石燃料の燃焼によって地球が温暖化していることを認識している。しかし,気候変化が森林や草原の生態系をどのように変え,それに伴って生態系が人間社会にもたらす恩恵にどのような影響が及ぶかに … 続きを読む

カテゴリ 2010年6月号, 記事

煙突でCO2吸収〜日経サイエンス2008年8月号より

 温暖化ガスの二酸化炭素(CO2)が大気に放たれる前に,煙突内で吸収できる理想的な物質が探索されてきた。しかし既存のCO2吸収材には欠点がある。価格が高すぎる,消費エネルギーが大きい,吸収量が多くない,長期にわたって使用 … 続きを読む

カテゴリ 2008年8月号, SCOPE & ADVANCE