タグ : 気候変動

進化を加速したハンマー

 人類700万年の歴史は長いように見えるが,サルに似た最初のヒト族が高度な文明を持つ現代人に変貌する時間としては短い。人類の進化は異例の高速だったのだ。なぜか? ある説は文化的発展と気候変動を重視する。気候変動によってヒ … 続きを読む

カテゴリ 2014年12月号, 記事

気候変動のインパクト

 初期人類の祖先は二足歩行や大きな脳,巧みな道具作りを通じて,当時拡大中の草原にうまく適応して繁栄し,一方で類人猿的な祖先は森林に置き去りにされた――。サバンナ仮説といわれるこうした見方は今大きく見直されている。生息場所 … 続きを読む

カテゴリ 2014年12月号, 記事

ゲノムから迫るサンゴ礁保全

 サンゴ礁は熱帯雨林と並ぶ生物多様性のホットスポットで,サンゴと褐虫藻という単細胞藻類の共生関係がサンゴ礁の生態系の基盤となっている。サンゴと褐虫藻,両方のゲノムがいずれも世界で初めて沖縄科学技術大学院大学(OIST)で … 続きを読む

カテゴリ 2014年10月号, 記事

特集 サンゴ礁の危機

 生物多様性のホットスポット,サンゴ礁が危機に瀕している。世界最大級のサンゴ礁,グレート・バリア・リーフはもちろん沖縄のサンゴ礁も例外ではない。大気中の二酸化炭素濃度上昇による温暖化は海洋の温度上昇をもたらし,海の酸性化 … 続きを読む

カテゴリ 2014年10月号, 記事

「温暖化が一服」は誤り

 地球温暖化による環境危機が喧伝されている一方で,地球の平均気温の上昇はここ10年ほど鈍化している。気の早いメディアや人為的温暖化を疑う人々の中には「地球温暖化は一時停止した」と語る向きもある。国連の気候変動に関する政府 … 続きを読む

カテゴリ 2014年7月号, 記事

新興真菌症の恐怖

 最初はイヌやネコの呼吸異常だった。やがて肺が真菌で一杯になったネズミイルカが海岸に打ち上げられ,謎の呼吸器疾患を発症する人が増え始めた──2001年,カナダのバンクーバー島を襲った未知の病気は,深刻な懸念を引き起こした … 続きを読む

カテゴリ 2014年5月号, 記事

一石二鳥 メタンを掘ってCO₂を埋める

火力発電所などから出る二酸化炭素(CO₂)を地下に貯蔵するには莫大な費用がかかる。そこで著者らが提案するのが,メタンを含む高温塩水を地中から汲みあげ,熱とメタンを取り出し,CO₂ を溶かし込んで地下に戻す手法だ。エネルギ … 続きを読む

カテゴリ 2014年3月号, 記事

大都市水害に立ち向かう

 フィリピンや伊豆大島の台風被害が記憶に新しいが,米国東部ではハリケーンの被害が深刻になっている。2012年秋,ニューヨークのマンハッタンはハリケーン・サンディの高潮で水浸しになった。河川下を走る7つの長い地下鉄トンネル … 続きを読む

カテゴリ 2014年2月号, 記事

年輪は語る

 年輪は他の多くの生物体と同様,芸術家と科学者の想像力に語りかける。左の画像を撮影するため,コネティカット州在住の芸術家ギル(Bryan Nash Gill)はヤナギの倒木を輪切りにして磨いた後,断面を焦がして木目を際立 … 続きを読む

カテゴリ 2013年8月号, 記事

政治家に見る反科学主義

 先の国政選挙では原子力発電への各党のスタンスが1つの注目点になった。また原子力発電所の再稼働をめぐって活断層をどう評価するかが大きなニュースとなっている。こうした科学や技術が密接にかかわる問題に対する正しい理解,科学リ … 続きを読む

カテゴリ 2013年3月号, 記事

Global Warming : Faster Than Expected? / 気候変動 想定外の加速

Over the past decade scientists thought they had figured out how to protect humanity from the worst dangers of climate change. Keeping planetary warming below two degrees Celsius (3.6 degrees Fahrenhe … 続きを読む

カテゴリ 2013年2月号, 英語で読む日経サイエンス

気候変動 想定外の加速

 気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は,温室効果ガスの濃度を450PPM(現在は395PPM)以下に抑えれば平均気温の上昇は2℃以下におさまり,破滅的な海面上昇のような危機は回避されるとみてきた。しかしここにきて, … 続きを読む

カテゴリ 2013年2月号, 記事

気候変動の果て

 人類が排出する二酸化炭素などの温室効果ガスによって,地球は急速に温暖化している。気候変動の行き着く先には何が待っているのか。今から約1億年前,恐竜がかっ歩していた白亜紀が参考になる。このままのペースで温暖化ガスの排出が … 続きを読む

カテゴリ 2012年12月号, 記事

特集:「限界」を科学する

 私たち人間は限界を突破したいという衝動を持っているようだ。わかりやすい事例はスポーツ。今夏のロンドンオリンピックでは数多くの世界記録が更新され,「人類最速の男」ウサイン・ボルト選手らメダリストの活躍に人々は熱狂した。そ … 続きを読む

カテゴリ 2012年12月号, 記事

グリーンランドに氷上湖出現

 氷に閉ざされたグリーンランド。毎年夏になると日光がほぼ一日中降り注ぐ白夜となる。標高の低いところでは,解け出した水が表面を流れて,濃い青の池や湖を作り出す。これらは普通の湖とは異なり,たまった水が瞬く間にはけて,消えて … 続きを読む

カテゴリ 2012年10月号, 記事