タグ : 栄養学

マッシュルームバーガーに注目〜日経サイエンス2016年6月号より

牛肉よりも健康的で環境負荷も小さい    米国の学校で行われる今年最大の科学実験の1つはフラスコではなくバーガーパティのなかで進んでいる。全米で300を超える校区の生徒が,給食で牛肉100%のハンバーガーの代わ … 続きを読む

カテゴリ 2016年6月号, SCOPE & ADVANCE

間違いだらけのカロリー計算

スーパーで売られている食品にはカロリー数がラベル表示されている。だが,大半は消化の複雑さを無視した平均に基づいており,その意味で不正確だ。食物から得られるカロリーが,食物の種類はもちろん,調理法や腸内微生物の種類,食物を … 続きを読む

カテゴリ 2013年12月号, 記事

どっちで太る? カロリーか炭水化物か

 なぜ人は太るのだろう? 消費する以上のカロリーを取りすぎるからだとする説と,炭水化物の多い食事を取るため脂肪を蓄積させるホルモン(インスリン)の濃度が高まるからだとする説がある。現在,広く受け入れられているのは前者だが … 続きを読む

カテゴリ 2013年12月号, 記事

味な感覚

味覚は一般的に考えられているものとは違う。味覚は五感の1つで,嗅覚や視覚,触覚の仲間だと学校で習った。味蕾(舌の表面にある味覚細胞)が食べ物に触れると,それが甘いか苦いか,栄養物か毒物かを知らせるシグナルを脳に送る結果生 … 続きを読む

カテゴリ 2013年12月号, 記事

食欲の暴走 なぜ食べるのをやめられないのか

 人が過食をするのは,よく言われるように自制心が欠如しているといった精神上の問題ではなく,また,ホルモンのアンバランスによるものでもないことが明らかになってきた。脂肪分や糖分を豊富に含む食物は,脳の報酬系に過剰に働きかけ … 続きを読む

カテゴリ 2013年12月号, 記事

微量栄養素を丸見えに〜日経サイエンス2013年5月号より

野菜や果物が含むビタミンなどの栄養素を店頭でチェックできる携帯装置ができるかも    有機作物は従来法で栽培された作物よりも栄養があるのか? スタンフォード大学の科学者たちが疑問を投じた昨年の研究報告はメディア … 続きを読む

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男ならヨーグルトを〜日経サイエンス2012年7月号より

善玉菌のおかげで“強精マウス”に?    昨年夏,マサチューセッツ工科大学のチームがヨーグルトの肥満に対する効果を詳しく調べる研究を始めた。加齢に伴う体重増加を防ぐには食べ物のうちヨーグルトが最も有効らしいこと … 続きを読む

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心臓に悪い炭水化物〜日経サイエンス2010年8月号より

脂肪よりも加工・精製炭水化物の影響を示すデータが増えてきた    飽和脂肪を控えましょう──過去30年間,米政府はそう推奨してきた。だが食事に占める飽和脂肪の割合を国民が1970年から忠実に減らし続けてきたのに … 続きを読む

カテゴリ SCOPE & ADVANCE

健康になるメニュー

 栄養学の教授である私はいつもこんな質問をされる。栄養のアドバイスはどうしてこうころころ変わるのですか?なぜ専門家の意見はこれほど食い違うのでしょうか?だれの情報を信じたらいいんですか?「もちろん,私の言うことを信じるの … 続きを読む

カテゴリ 2007年12月号, 記事