タグ : 持続可能性

Living with the Forest / ピグミーの森

In the pitch-black darkness, sitting on the forest floor with our bodies so close that we touch, we sing, each voice producing a different yodeled melody to create a densely overlapping harmony. As th … 続きを読む

カテゴリ 2020年8月号, 英語で読む日経サイエンス

ピグミーの森

手つかずの自然を保護区を設けて守る一方,それ以外では自然資源を採取して経済発展を図る――そうした「持続可能な開発」の考え方は筋が通っているように思えるが,完全ではないようだ。アフリカで5万年以上前から移動生活を送り,森の … 続きを読む

カテゴリ 2020年8月号, 記事

南米コロンビアの生物多様性 内戦終結で新たな課題

コロンビア北東部のはずれ,クバラの空には朝からずっと紫色の厚い雲が垂れ込め,埃っぽい風が吹き,陰と霧が山肌の木々を覆っていた。ついに雨が降り始めるといきなり土砂降りとなり,トタン屋根を激しく打ち,排水溝からあふれた水は道 … 続きを読む

カテゴリ 2020年5月号, 記事

CO₂ 1兆トン除去は可能か

地球温暖化を1.5℃以内に抑えるには,二酸化炭素(CO2)の正味排出量をゼロにしても,もはや不十分だとみられている。今世紀中に1兆トンのCO2を大気から取り除く「マイナス排出」が必要だろう。最新の解析によると,空気からC … 続きを読む

カテゴリ 2019年4月号, 記事

温暖化に強いサンゴを作る

 海水温の上昇でサンゴが死んでいる。過去30年で世界のサンゴの約半分が失われた。2050年を越せるのはたった10%だろうとの推定もある。現在,サンゴ礁の生態系を保存して回復させるための大胆で独創的な方法が試みられている。 … 続きを読む

カテゴリ 2018年8月号, 記事

世界のイノベーション10

SCIENTIFIC AMERICANと世界経済フォーラムの専門家が世界を一変する可能性を秘めた10件のエマージングテクノロジーを選定した。病気の予防と治療に関しては,より優れた生検法やDNAワクチン,ヒト細胞アトラス計 … 続きを読む

カテゴリ 2018年3月号, 記事

都市で地球を救え

都市を持続可能にするには,太陽光を最大限に利用し,廃棄物を資源として扱うなど,自然の循環原理に従って都市を設計すべきだ。オランダの「パーク20|20」や米航空宇宙局(NASA)がカリフォルニア州に設けた「サステナビリティ … 続きを読む

カテゴリ 2017年12月号, 記事

浪費都市よさらば

全世界で多くの人々が都市に移り住んでいる現在,都市は世界の資源問題を解決するうえで主要な位置を占めている。都市には,無駄に使われるエネルギー,無駄に排出される二酸化炭素,食物の無駄,水の無駄,空間の無駄,時間の無駄があふ … 続きを読む

カテゴリ 2017年12月号, 記事

クルマ社会から駐車場をなくす

自律走行車の研究開発が熱を帯びている。運転の手間を省き,安全性も高めようというのが主な狙いだが,各種のセンサーを備えた自律走行車は都市の姿そのものを一変させるだろうと著者たちはみる。ライドシェアと組み合わせて自律走行車が … 続きを読む

カテゴリ 2017年11月号, 記事

60億人のアフリカ 人口問題の処方箋

国連による2100年の世界人口予測は,2004年に91億人とみていたものが,最新の値では112億人に膨らんでいる。予想外の増分のほぼすべてが,アフリカの人口増に由来している。出生率が現状の高いままだと,アフリカの人口は現 … 続きを読む

カテゴリ 2016年7月号, 記事

シリア危機を招いた気候変動

シリアから数多くの難民が海を渡って欧州諸国に逃れている。脱出途上で溺死した子供の写真が世界に大きな衝撃を与えた。悲劇を招いた原因は何だったのか? 内戦やテロ組織イスラミックステート(IS)の暴力など,民族間対立や宗教的な … 続きを読む

カテゴリ 2016年5月号, 記事

森を動かせ 遺伝子流動アシスト

森林はその地の環境条件に適応することで存続してきたが,いまやその適応能力を超える速さで地球全体の気候が変化している。温暖化による森林の死を防ぐため,水利用や高温耐性に関する遺伝子を持つ樹木を,そうしたDNAを必要としてい … 続きを読む

カテゴリ 2016年1月号, 記事

食物連鎖を生かす中国の巨大水産養殖

 世界最大の魚介類産出国である中国は最大の消費国でもあり,中国が水産養殖事業を革新して海洋での漁獲量を減らせるかどうかが世界の漁場の存亡を決める。経済成長に伴いシーフード需要が高まるなか,新手法に基づく大規模事業が始まっ … 続きを読む

カテゴリ 2015年7月号, 記事

下水を飲み水に

もし,下水を徹底的に浄化して,飲料水として再利用できるようになれば,世界各地で深刻さを増している水不足問題は解決に向かう。そして実際に,下水を通常の飲料水以上にきれいにする技術はあるが,利用者の心理的な抵抗感がその導入を … 続きを読む

カテゴリ 2014年10月号, 記事

省エネしながら食糧増産

工場の高効率化,職場でのクールビズ導入,家庭での省エネ家電製品の普及など省エネに様々な知恵が絞られているが,米国で新たなターゲットになりそうなのが食糧生産だ。米国では植物性・動物性食品の生産と加工,流通,保存などが全エネ … 続きを読む

カテゴリ 2012年4月号, 記事