タグ : 感染症

社会性昆虫の社会的距離〜日経サイエンス2022年6月号より

ミツバチは感染個体に対して隔離と交流のバランスを取っている   致命的な病原体に対処するためにソーシャルディスタンスを取る動物は人間だけではない。最近のある研究は,ミツバチがミツバチヘギイタダニ(Varroa … 続きを読む

カテゴリ 2022年6月号, SCOPE & ADVANCE

なおも消えないウイルス起源の陰謀論

科学の知見が人々の自己コントロール感を脅かすと,遠からず陰謀論が湧いて出るのが常だ。新たなウイルスの出現も例外ではなく,その起源に関する陰謀論を必ず伴ってきた。そうした主張は,はったりを利かす政治関係者によって利用され, … 続きを読む

カテゴリ 2022年6月号, 記事

実験室から現場へ 検査を革新したPCR技術

DNAの特定の配列を複製して増やすポリメラーゼ反応(PCR)のアイデアは約40年前に生まれ,この方法によって患者の体内に病原体が存在するかどうかを調べる装置が開発されてきた。ただ,COVID前にはこうした装置があるのは大 … 続きを読む

カテゴリ 2022年6月号, 記事

変異株を追跡 暴かれたオミクロン株の正体

新型コロナウイルスの変異株オミクロンは,人類史上で最も急速に広まったウイルスだろう。突出した感染力で知られる麻疹ウイルスの場合,1人の感染者から12日間で15人に広がる。だが,去る冬に爆発的に広がったオミクロン株は人から … 続きを読む

カテゴリ 2022年6月号, 記事

データ解説 コロナ禍の社会変化

データをグラフィック表現に可視化する手法は,新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の状況をリアルタイムで伝えるという新たな役割を得て,人々の日常生活に重要な意味を持つようになっている。パンデミック初期,このウイルス … 続きを読む

カテゴリ 2022年6月号, 記事

多様な変異ウイルスに効く抗体

新型コロナウイルス感染症は,流行当初に比べて患者の治療に使用できる薬の種類が増えてきた。国内でも,ウイルスに直接くっついて活動を封じる中和抗体薬が今夏より本格的に使用され始めている。効果の高い中和抗体薬が実現した背景には … 続きを読む

カテゴリ 2021年12月号, 記事

タンパク質工学の新潮流 ワクチンや抗体医薬を自由に設計する

 2020年4月のある金曜日の夜遅く,ウォールズ(Lexi Walls)はワシントン大学(シアトル)の研究室にひとり居残り,これまでの人生で最も重要な実験の結果を落ち着かない気持ちで待っていた。コロナウイルスが専門のこの … 続きを読む

カテゴリ 2021年12月号, 記事

がんや難病 新たな治療戦略

 mRNAワクチンは新型コロナウイルス感染症との戦い方を一変しただけでなく,「mRNA医薬」という医薬品の新たなジャンルを開いた。  mRNA(メッセンジャー RNA)とはDNAがタンパク質を作る過程で生じる中間生成物で … 続きを読む

カテゴリ 2021年11月号, 記事

新型コロナ 変異ウイルスといかに戦うか

国内の新型コロナウイルス感染症に関するワクチン接種完了率は50%を超えた。接種されたワクチンの大半は,今回の新型コロナで初めて実用化したmRNAワクチンだ。このワクチンは高い有効性と安全性を誇るが,新たな変異を持つウイル … 続きを読む

カテゴリ 2021年11月号, 記事

あなたの中にいる380兆個のウイルス

2020年,世界の何百万もの人々が他人と距離を置いて新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)との接触を避けるために生活様式を根本的に変えた。しかしソーシャルディスタンスをとっていても,SARS-CoV-2以外のウイルス … 続きを読む

カテゴリ 2021年7月号, 記事

COVID-19 国内で広がる変異株

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行は,全国各地ですでにB.1.1.7(通称:英国型)と呼ぶタイプの変異株が主流になったとみられている。国内の感染状況のデータをもとに変異株の性質がどう変化しているかを評価し … 続きを読む

カテゴリ 2021年7月号, 記事

忘れられたパンデミック スペイン風邪の集合的記憶

世界で数千万人の命を奪った1918~1919年のインフルエンザ(スペイン風邪)は終息後まもなく人々の話題から消え失せた。社会の「集合的記憶」として残りにくい側面があったためだと考えられる。昨年来の新型コロナウイルス感染症 … 続きを読む

カテゴリ 2021年7月号, 記事

COVID-19 危うい後遺症 体内で何が起きているのか

4月10日,国内における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染者は50万人に達した。感染者の約8割は軽症で済むとされるが,回復後も倦怠感や嗅覚・味覚障害,息苦しさといった症状に悩まされる人は少なくない。 20 … 続きを読む

カテゴリ 2021年6月号, 記事

DNAが明かす疫病史 ペスト流行とローマの興亡

古代の遺骨などから病原体のDNAを採取して調べる研究が進み,歴史的な感染症パンデミックの原因を特定できるようになった。6世紀の東ローマ帝国を襲った疫病がペストであると確認されたのが一例だ。こうした古DNAの解析から,病原 … 続きを読む

カテゴリ 2021年6月号, 記事

強まるストレスにどう対処するか

COVID-19パンデミックは市民に前例のないストレスを強いている。米国では不安症やうつ病の症状を示す人が急増した。パンデミック終息の時期が見通せないなか,精神の健康をどうすれば守れるのか? 災害心理学などが示すストレス … 続きを読む

カテゴリ 2021年4月号, 記事