タグ : 惑星科学

なぜ海は消えたのか 金星が歩んだ激動の歴史を探る

太陽に2番目に近く,サイズと成分の面では地球の双子ともいえる金星に,いったい何が起こって,地球とはかけ離れた,この世の終わりのような状況になったのだろう? この隣り合うよく似た両惑星が,驚くほど異なる道をたどってきたのは … 続きを読む

カテゴリ 2022年5月号, 記事

リュウグウみやげ 初の分析結果〜日経サイエンス2022年3月号より

太陽系誕生時の物質組成を保つ,最も始原的な隕石に似ている   探査機はやぶさ2が持ち帰った小惑星リュウグウの試料の最初の分析結果が発表された。最も始原的な隕石に似ているが,それよりさらに黒っぽくスカスカしている … 続きを読む

カテゴリ 2022年3月号, SCOPE & ADVANCE

太陽になりそこねた星 褐色矮星

宇宙の観測技術が発達して初めて,夜空の暗闇の中から姿を現すようになった天体がある。波長が長すぎて人間には見えない赤外線でかすかに光る褐色矮星だ。 大半の恒星は,水素が融合してヘリウムになる核融合反応をエネルギー源としてい … 続きを読む

カテゴリ 2022年3月号, 記事

火星の水たまり〜日経サイエンス2022年2月号より

探査車キュリオシティの着陸地点は大きな湖ではなかった可能性も   米航空宇宙局(NASA)の火星探査車キュリオシティによる発見のなかで最も画期的だったのは,その着陸地点「ゲール・クレーター」がかつて長期にわたっ … 続きを読む

カテゴリ 2022年2月号, SCOPE & ADVANCE

星がくっきり撮像技術

天文学者にとって,それは魔法の瞬間だ。モニター画面を見つめていると,天体のピンボケ画像が鮮明になり,それまでよくわからなかった細部が浮かび上がってくる。私たちはこれを「ループを閉じる」と称している。大気のゆらぎによる天体 … 続きを読む

カテゴリ 2022年2月号, 記事

100年に1回の衝突を見逃さない

地球に近づく軌道を持つ「地球接近小惑星」の衝突を回避する取り組み,「地球防衛」の歴史に新たなページを加える日本独自のプロジェクトが始動した。天球上を高速で動く,言い換えれば地球のかなり近くを飛んでいる小惑星を,これまで捕 … 続きを読む

カテゴリ 2022年1月号, 記事

危険な小惑星にどう向き合うか

天体の地球衝突によって人類文明が大打撃を受ける可能性があり,そのための取り組み「地球防衛」(プラネタリー・ディフェンス、スペースガード)が進んでいる。 天体を衝突コースからそらす手段を検討するため,初の大がかりな宇宙実験 … 続きを読む

カテゴリ 2022年1月号, 記事

The Curious Science of Chondrules / 惑星の種 コンドリュール

The toaster-sized capsule hit our atmosphere at 12 kilometers per second, enduring temperatures of 3,000 degrees Celsius during its fiery descent before deploying a parachute to slow its velocity. It … 続きを読む

カテゴリ 2021年7月号, 英語で読む日経サイエンス

タイタンの深い海〜日経サイエンス2021年7月号より

土星最大の衛星の最大の海は高層ビルを呑み込む深さがあるようだ   土星の衛星タイタンは太陽系では地球以外で唯一,液体をたたえた湖や海が表面に存在することが知られている場所だ。それらの特徴は科学者の強い関心の的と … 続きを読む

カテゴリ 2021年7月号, SCOPE & ADVANCE

惑星の種 コンドリュール

隕石のほとんどに含まれる小さな球状粒子「コンドリュール」は45億年以上前に形成されたとみられるが,その形成プロセスに関する科学者たちの見解は一致していない。コンドリュールは原始太陽系星雲から形成されたとする説と,惑星形成 … 続きを読む

カテゴリ 2021年7月号, 記事

小惑星リュウグウの素顔

はやぶさ2による小惑星リュウグウの探査で,地球に有機物や水をもたらしたと考えられる天体群が原始太陽系でどのように誕生したのかを解明する手掛かりが得られた。 地球に接近する小惑星が,多数の小惑星が集まる「小惑星帯」の中でい … 続きを読む

カテゴリ 2021年2月号, 記事

6年間50億キロの旅

探査機「はやぶさ2」は小惑星「リュウグウ」を詳細に探査し,そのサンプルを収めたカプセルを携えて無事,地球に帰還した。探査成功の背景には,様々なトラブルを乗り越えて地球に帰還した,はやぶさ初号機の経験がある。カプセルを降ろ … 続きを読む

カテゴリ 2021年2月号, 記事

Apollo’s Bounty / アポロの収穫 月の石が語る太陽系の黎明期

The Apollo missions are most celebrated for putting human footprints on the moon, but their biggest contribution to science was the collection of rocks the astronauts brought home with them. To call t … 続きを読む

カテゴリ 2019年8月号, 英語で読む日経サイエンス

日本が挑む有人探査へのロードマップ

月を周回する宇宙ステーション「ゲートウェイ」を,日本や米国など国際共同で建設する計画が進んでいる。 米国は2024年,ゲートウェイを拠点に有人月着陸を実現する計画で,日本も2020年代末にも有人探査する構想がある。有人探 … 続きを読む

カテゴリ 2019年8月号, 記事

月誕生に新説 「シネスティア」

月は45億年近く前に,原始地球と別の原始惑星が起こした破局的な衝突の結果として生まれた。月が地球の衛星としてはかなり大きいことや月に水がないことをうまく説明できるため,この「ジャイアント・インパクト説」は月の起源に関する … 続きを読む

カテゴリ 2019年8月号, 記事