タグ : 宇宙

ハビタブル惑星 プロキシマbの発見

太陽系に最も近いアルファ・ケンタウリ星は南天の夜空でひときわ明るく輝く単独星として肉眼では見えるが,実は連星で,少し離れたところにある肉眼で見えないほど暗い赤色矮星プロキシマ・ケンタウリとも重力的に結びついて全体として三 … 続きを読む

カテゴリ 2017年5月号, 記事

日本の宇宙ヨット「イカロス」

強力なレーザー光を帆に受けて推進する超小型宇宙船でアルファ・ケンタウリ恒星系を目指すブレークスルー・スターショット計画。巨額の費用が調達できて開発も順調に進んだとして,宇宙に飛び立つのは2040年代半ばになるが,その手本 … 続きを読む

カテゴリ 2017年5月号, 記事

量子ビットから生まれる時空

時空は情報の基本単位からできていて,それらの構成要素は「量子もつれ」という奇妙な現象を介して結びついているのかもしれない。量子もつれ状態にある2つの粒子は,遠く離れていても,その振る舞いが同期する。量子コンピューターを扱 … 続きを読む

カテゴリ 2017年4月号, 記事

ミニ衛星2つで宇宙望遠鏡〜日経サイエンス2017年3月号より

巨大装置なしで賢く観測   ガリレオが初めて望遠鏡を作製してから400年以上たった現在,米航空宇宙局(NASA)と韓国の延世大学校は2基の人工衛星を用いて宇宙空間に“仮想的”な望遠鏡を作り出す計画を進めている。 … 続きを読む

カテゴリ 2017年3月号, News Scan

ドラマチックだった太陽系形成

米航空宇宙局(NASA)は先頃,太陽系天体の新たな探査ミッション2つを決定したと発表した。その1つが,全体が金属でできた奇妙な小惑星プシケの探査だ。つい5年ほど前まで,太陽系の惑星は微小な粒子を出発点に,一定ペースで比較 … 続きを読む

カテゴリ 2017年3月号, 記事

月の地形〜日経サイエンス2017年1月号より

「雨の海」を生んだ衝突体は四国なみ   月の顔には大な右目がある。「雨の海」という幅1200kmのクレーターだ。約40億年前に何か大きなものが衝突してできた。どれほどの大きさだったのか? 「ニュージャージー州と … 続きを読む

カテゴリ 2017年1月号, News Scan

日本最古の星野写真乾板

国立天文台の旧図書庫の中から極めて古い時代と思われる写真乾板が発見された。かなりの枚数があり,乾板に記された撮影年月日を見ると,1890年代のものもあった。夜空の広域を撮影した星野写真で,その写真のスケールから割り出した … 続きを読む

カテゴリ 2017年1月号, 記事

ホログラフィー原理を解く

ブラックホールが持つエントロピーの奇妙な性質にヒントを得て,「ホログラフィー原理」が提唱された。重力を含まない2次元空間から,重力を含む3次元空間が生み出されるという考えだ。超弦理論の研究でホログラフィー原理のモデル,「 … 続きを読む

カテゴリ 2017年1月号, 記事

ワームホールと量子もつれ 量子時空の謎

量子物理学の法則によると,距離を隔てた2つの物体が「量子もつれ」という関係になる場合がある。両者を物理的に結びつけているものが存在しないにもかかわらず,一方に対してなされた行為が他方に影響する。一方,時空の幾何構造を記述 … 続きを読む

カテゴリ 2017年1月号, 記事

「知生代」を宇宙にひらく

人類の影響が世界の変化を引き起こす主力となった「人新世」はいつまで続くだろうか? 人類が人口増や資源の枯渇,小惑星衝突,気候変動,長期的には太陽の老化などを克服して存続し,人新世が永続的なものになれば,地球は根本的に新し … 続きを読む

カテゴリ 2017年1月号, 記事

日本で最初に星空を撮影したブラッシャー天体写真儀

ブラッシャー天体写真儀は名前の通り,焦点に写真乾板を取り付けて天体の写真を撮る専用の望遠鏡だ。口径は20cm。1つの天体に視野に入れて撮影するのではなく,天球のかなり広い範囲の“星空”を撮影する。日本最古の天体写真儀で, … 続きを読む

カテゴリ 2016年12月号, 記事

梶田隆章が語る宇宙・素粒子研究の未来

 2015年にノーベル賞を受賞した梶田隆章博士は,ニュートリノに質量があるために生じる「ニュートリノ振動」の発見で知られるが,現在は東京大学宇宙線研究所長としてニュートリノはもちろん,重力波や宇宙線,暗黒物質などの様々な … 続きを読む

カテゴリ 2016年11月号, 記事

「天文遺産への思い」

 日本の天文学はいかなる歩みを経て今日に至ったのか。江戸時代に遡る天文台の遺構や天体望遠鏡などの観測機器,暦や歴史的な天文書など,いわゆる「天文遺産」を通じて天文研究の大きな流れを知り,先人の努力と情熱を感得することは, … 続きを読む

カテゴリ 2016年11月号, 記事

特集 宇宙の超巨大構造

 銀河は一様分布しているのではなく,群れ集まって銀河団をなし,銀河団は寄り集まって超銀河団を作り,これらが並んで巨大なフィラメントやシートを形成する。そうしたものが存在していない領域はボイドと呼ばれる非常に空虚な空間だ。 … 続きを読む

カテゴリ 2016年11月号, 記事

リサ・ランドールが語る 暗黒物質銀河

 理論物理学者でハーバード大学教授のリサ・ランドール博士が暗黒物質の新説を提唱した。新説によれば暗黒物質は天の川銀河などにおいて,普通の物質と同じような分布が実現している可能性がある。つまり銀河円盤と重ね合わさるような暗 … 続きを読む

カテゴリ 2016年10月号, 記事