タグ : 坂田昌一

対称性の自発的破れとひも理論

 南部陽一郎氏が2008年のノーベル物理学賞を受賞した。「小林・益川理論」を提唱した小林誠,益川敏英両氏との共同受賞だが,益川氏は南部氏との共同受賞の感想を聞かれると感極まって絶句した。20世紀半ば,南部氏の歩みは素粒子 … 続きを読む

カテゴリ 2009年3月号, 記事

6元モデルへの道

 2008年のノーベル物理学賞を南部陽一郎,小林誠,益川敏英の3氏が受賞した。小林,益川両氏の受賞業績は「CP対称性の破れの起源の発見」。宇宙誕生時,物質と反物質は同量作られたはずなのに,現在の宇宙には物質しか見あたらな … 続きを読む

カテゴリ 2009年1月号, 記事

宇宙の真理を求めて

 奥飛騨山中の地下1000mにある東京大学宇宙線研究所の素粒子ニュートリノの観測施設スーパーカミオカンデ。10年前,質量ゼロだと思われていたニュートリノが質量を持つことを発見,素粒子理論の枠組みである標準モデルに見直しを … 続きを読む

カテゴリ 2008年7月号, 記事