タグ : 地球温暖化

気候変動の「複雑な正体」に挑む

 米プリンストン大学上席研究員の真鍋淑郎らのノーベル物理学賞決定をめぐり,久しく物理学賞の対象でなかった地球科学分野から選ばれたこと,とりわけ地球温暖化研究が授賞の対象になったことがクローズアップされている。あるいは,真 … 続きを読む

カテゴリ 2021年12月号, 最新号の紹介, 記事

天然ガスを供給網を活用する脱炭素社会への近道

社会の二酸化炭素(CO2)排出を減らすには,エネルギーシステムをできるだけ速やかに脱炭素化する必要がある。メタンを主成分とする天然ガスは燃焼によるCO2排出が比較的少ないが,ゼロではないので長期的な解決策にはならない。一 … 続きを読む

カテゴリ 2021年10月号, 編集部のピックアップ, 記事

地球温暖化対策の誤算 植物バイオマスが足りない

地球温暖化を抑えるための現在の計画は大気中の二酸化炭素(CO2)の吸収・固定を樹木などの植物に頼りすぎている。植物由来のバイオ燃料をCO2回収・貯留と組み合わせて利用する方法を本格的に活用するには大量の植物バイオマスが必 … 続きを読む

カテゴリ 2021年2月号, 記事

現実になった懸念 温暖化による異常気象

猛暑の後は大型の台風が続いて甚大な被害が出るなど,最近の天気は散々だ。こうした極端気象の増加は世界的な傾向で,背後には地球温暖化がある。もはや自然に生じる変動だけでは説明できない。海水温上昇や大気中の熱と水蒸気の増加とい … 続きを読む

カテゴリ 2020年1月号, 記事

異常気象の多発を読み解く

ジェット気流が大きく蛇行すると,夏場の豪雨や熱波につながる。この蛇行パターンが停滞すると,そうした悪天候が何日も続く。ジェット気流の蛇行が大気の共振によってどのように増幅されて異常気象がさらに悪化するのか,量子力学で用い … 続きを読む

カテゴリ 2019年7月号, 記事

南極の氷床が崩壊中? 海面上昇加速の危機

グリーンランドの氷河が急速に海に流れ込んで海面水準を少しばかり押し上げているが,南極ではずっと巨大なスウェイツ氷河が同様の動きを見せている。今後どうなるかは,この氷河が内陸側のベントリー氷河底地溝まで後退するかどうかにか … 続きを読む

カテゴリ 2019年5月号, 記事

CO₂ 1兆トン除去は可能か

地球温暖化を1.5℃以内に抑えるには,二酸化炭素(CO2)の正味排出量をゼロにしても,もはや不十分だとみられている。今世紀中に1兆トンのCO2を大気から取り除く「マイナス排出」が必要だろう。最新の解析によると,空気からC … 続きを読む

カテゴリ 2019年4月号, 記事

加速する北極融解

北極の気候が予想を上回るペースで温暖化している。夏場に消える海氷の量,冬場の海氷の減少,気温上昇,永久凍土や氷河の融解など,過去3年間で10件を超える記録が破られた。夏の北極海の氷は2040年までに消えそうで,10年少し … 続きを読む

カテゴリ 2018年7月号, 記事

温暖化を加速? 見えてきた雲の役割

地球温暖化の程度を正確に予測するには雲の影響を見極める必要がある。変化に富む雲をコンピューターモデルで模擬するのは難しいが,質の高い衛星観測データのおかげで明確な手がかりが得られた。上層雲の高度がさらに高まりそうなこと, … 続きを読む

カテゴリ 2018年3月号, 記事

温暖化対策の要 インドへの処方箋

米トランプ政権がパリ協定からの離脱を発表し国際社会からひんしゅくを買っているが,地球温暖化抑止に関してはさらに大きな問題が別にある。人口と生活水準が急上昇しているインドだ。このままでは今世紀半ばまでに世界最大の二酸化炭素 … 続きを読む

カテゴリ 2017年10月号, 記事

気候変動が変える社会

SCIENTIFIC AMERICANは米航空宇宙局(NASA)の協力を得て,高解像度気候モデルに基づき,地球上のほぼ全域について,今世紀末まで毎年毎月の気候予測を算出し,気温や降水量の変化を示す世界地図を描いた。気候変 … 続きを読む

カテゴリ 2016年12月号, 記事

気候変動戦争を回避せよ

地球温暖化の脅威は海面上昇だけではない。気候変動によって世界の特定地域が不安定化し,暴動や武力衝突,テロの脅威が高まっている例が現実にある。それによって国益が脅かされる事態が生じるのを避けるため,米軍は行動を始めている。 … 続きを読む

カテゴリ 2016年8月号, 記事

大絶滅を解剖する

6600万年前に恐竜を滅ぼした出来事を含め,地球上の動植物の大半を壊滅させた過去5回の大量絶滅は「ビッグファイブ」と呼ばれている。その原因として考えられているのは,小惑星衝突やガス放出微生物,火山噴火などだ。最近の研究で … 続きを読む

カテゴリ 2016年5月号, 記事

森を動かせ 遺伝子流動アシスト

森林はその地の環境条件に適応することで存続してきたが,いまやその適応能力を超える速さで地球全体の気候が変化している。温暖化による森林の死を防ぐため,水利用や高温耐性に関する遺伝子を持つ樹木を,そうしたDNAを必要としてい … 続きを読む

カテゴリ 2016年1月号, 記事

気候変動問題 未来への扉を開けるには

気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)は温室効果ガス排出削減の新たな枠組みで合意できるのか? 行き詰まりを打開するには米国が考え方を変える必要があると著者は説く。この問題に米国が消極的なのは「大きな政府」が自 … 続きを読む

カテゴリ 2016年1月号, 記事