タグ : 医療

カルテから探すベストな治療法

 この病気にはどの治療が効くか? それを決めるには臨床試験しかないと,長年信じられてきた。だが臨床試験には時間もコストもかかり過ぎ,需要に到底追いつかない。ならば実際に治療された患者のカルテを大量に集めて結果を解析し,答 … 続きを読む

カテゴリ 2011年10月号, 記事

しのび寄るスーパー耐性菌

人類は感染症との闘いに勝利を収め,医学の焦点はがんや生活習慣病に移った──そう思っている人は多いだろう。だが実は今,ほとんどの薬が効かず,治療が極めて難しい「スーパー耐性菌」が世界中に広がっている。「最後の砦」と言われた … 続きを読む

カテゴリ 2011年7月号, 記事

iPS細胞が変える難病研究

 身体のあらゆる細胞になり得る幹細胞が登場した時,病気の治療に役立つ細胞を作って患者に移植する再生医療の実現が期待された。だがその研究は足踏みし,いま,まったく新しい利用法が注目されている。iPS細胞技術を用いて患者と同 … 続きを読む

カテゴリ 2011年6月号, 記事

肥満社会の処方箋

 かつて赤痢やコレラは人々の命を奪い社会に損害を与える流行病として恐れられた。現在の先進国では別の病が蔓延している。肥満だ。米国では成人の1/3が肥満,さらに1/3が太り気味だ。肥満になると生産性が下がり,健康を損ねて医 … 続きを読む

カテゴリ 2011年5月号, 記事

正念場迎えるマラリアワクチン

 この冬,マラリアに対するワクチンの臨床試験が終わる。成功裏のうちに臨床試験を終えるマラリア予防ワクチンはこれが初めてだ。これまでのところ経過は良好で,早ければ2015年にはアフリカで使われることになるだろう。マラリアの … 続きを読む

カテゴリ 2011年2月号, 記事

自閉症“治療”の危うさ

 社会性やコミュニケーション能力の発達障害といわれる自閉症。自閉症の子どもたちは,会話が困難で対人相互作用に問題があり,手をヒラヒラ振ったり何かを凝視したりするなど,決まった行動や同じ質問を際限なく繰り返す。かつて自閉症 … 続きを読む

カテゴリ 2011年1月号, 記事

殺し屋ウイルスの急所を発見〜2011年1月号より

新薬開発に重要な手がかりが得られた    1918年に大流行したインフルエンザ(スペイン風邪)の犠牲者の冷凍保存されていた肺から,ある研究チームが問題のウイルスを再現してから,5年たった。当時,このジュラシック … 続きを読む

カテゴリ 2011年1月号, SCOPE & ADVANCE

肥満との闘い〜日経サイエンス2010年11月号

米国で審査中の3つの抗肥満薬は安全なのか    安全で効果的な減量薬は製薬会社にとっても医師にとっても長年の夢だ。米疾病対策センター(CDC)によると,米国の成人の約1/3が肥満の臨床基準に該当する。米食品医薬 … 続きを読む

カテゴリ 2010年11月号, SCOPE & ADVANCE

アルツハイマー病を食い止める 発症前治療の可能性

 社会の高齢化にともない増え続けるアルツハイマー病。だが,この病気には効果的な治療法がまだない。これまでにいくつもの新薬候補が臨床試験に上がっているのだが,失敗に終わるケースが多い。その理由の1つに,治療開始時期が遅いこ … 続きを読む

カテゴリ 2010年9月号, 記事

病理診断デジタル時代

 病理組織試料を検査するやり方は100年以上も相変わらずだ。遅ればせながら,旧態依然の病理学をリメイクする試みが始まった。    現在,毎年何億枚もの病理スライドが作成され,昔ながらのやり方で扱われている。組織 … 続きを読む

カテゴリ 2010年8月号, 記事

うつ病,強迫性障害,PTSD……見えてきた脳の原因回路

 うつ病などの精神病患者は,悪霊にとりつかれている,危険人物だ,意志が弱い,親の育て方が悪かったなど,時代ごとにいろいろな汚名を着せられてきた。精神疾患は脳に明確な損傷が見られないため,純粋に「精神的なもの」と考えられて … 続きを読む

カテゴリ 2010年7月号, 記事

公共の場でもはっきり聞こえる補聴器システム〜日経サイエンス2010年3月号より

単純だが聴覚障害者を大いに助ける技術    一般的な補聴器は音をマイクでとらえ,それを増幅してイヤホンに送る。比較的静かな室内などの環境ならうまく働くが,雑音にあふれた公共の場ではほとんど用をなさない。この問題 … 続きを読む

カテゴリ 2010年3月号, SCOPE & ADVANCE

糖尿病と炎症の関連に注目〜日経サイエンス2010年2月号より

メタボのほかに新たな手がかりが    米国には2100万人近くの2型糖尿病患者がおり,毎年新たに80万人が加わる。患者の増加を受け,糖尿病に伴う特徴を関連づけようとする試みが進んでいる。2型糖尿病患者は一般に肥 … 続きを読む

カテゴリ 2010年2月号, SCOPE & ADVANCE

統合失調症を追跡する〜日経サイエンス2010年1月号

出生地なども1つのリスク要因と考えられるようだ    統合失調症には遺伝性があるようなのだが,はっきりしない。幻覚や思考の混乱などで統合失調症と診断されるのは一般人の1%未満だが,親が統合失調症だった人の場合, … 続きを読む

カテゴリ 2010年1月号, SCOPE & ADVANCE

光を味わう〜日経サイエンス2009年12月号より

舌で“見る”視覚障害者向け装置が登場    神経科学者の故バキリタ(Paul Bach-Y-Rita)は1960年代,「私たちは脳で物を見ているのであって目で見ているのではない」と唱えた。最近,この考え方に基づ … 続きを読む

カテゴリ 2009年12月号, SCOPE & ADVANCE