タグ : 医療

正念場迎えるマラリアワクチン

 この冬,マラリアに対するワクチンの臨床試験が終わる。成功裏のうちに臨床試験を終えるマラリア予防ワクチンはこれが初めてだ。これまでのところ経過は良好で,早ければ2015年にはアフリカで使われることになるだろう。マラリアの … 続きを読む

カテゴリ 2011年2月号, 記事

自閉症“治療”の危うさ

 社会性やコミュニケーション能力の発達障害といわれる自閉症。自閉症の子どもたちは,会話が困難で対人相互作用に問題があり,手をヒラヒラ振ったり何かを凝視したりするなど,決まった行動や同じ質問を際限なく繰り返す。かつて自閉症 … 続きを読む

カテゴリ 2011年1月号, 記事

殺し屋ウイルスの急所を発見〜2011年1月号より

新薬開発に重要な手がかりが得られた    1918年に大流行したインフルエンザ(スペイン風邪)の犠牲者の冷凍保存されていた肺から,ある研究チームが問題のウイルスを再現してから,5年たった。当時,このジュラシック … 続きを読む

カテゴリ 2011年1月号, News Scan

肥満との闘い〜日経サイエンス2010年11月号

米国で審査中の3つの抗肥満薬は安全なのか    安全で効果的な減量薬は製薬会社にとっても医師にとっても長年の夢だ。米疾病対策センター(CDC)によると,米国の成人の約1/3が肥満の臨床基準に該当する。米食品医薬 … 続きを読む

カテゴリ 2010年11月号, News Scan

アルツハイマー病を食い止める 発症前治療の可能性

 社会の高齢化にともない増え続けるアルツハイマー病。だが,この病気には効果的な治療法がまだない。これまでにいくつもの新薬候補が臨床試験に上がっているのだが,失敗に終わるケースが多い。その理由の1つに,治療開始時期が遅いこ … 続きを読む

カテゴリ 2010年9月号, 記事

病理診断デジタル時代

 病理組織試料を検査するやり方は100年以上も相変わらずだ。遅ればせながら,旧態依然の病理学をリメイクする試みが始まった。    現在,毎年何億枚もの病理スライドが作成され,昔ながらのやり方で扱われている。組織 … 続きを読む

カテゴリ 2010年8月号, 記事

うつ病,強迫性障害,PTSD……見えてきた脳の原因回路

 うつ病などの精神病患者は,悪霊にとりつかれている,危険人物だ,意志が弱い,親の育て方が悪かったなど,時代ごとにいろいろな汚名を着せられてきた。精神疾患は脳に明確な損傷が見られないため,純粋に「精神的なもの」と考えられて … 続きを読む

カテゴリ 2010年7月号, 記事

公共の場でもはっきり聞こえる補聴器システム〜日経サイエンス2010年3月号より

単純だが聴覚障害者を大いに助ける技術    一般的な補聴器は音をマイクでとらえ,それを増幅してイヤホンに送る。比較的静かな室内などの環境ならうまく働くが,雑音にあふれた公共の場ではほとんど用をなさない。この問題 … 続きを読む

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糖尿病と炎症の関連に注目〜日経サイエンス2010年2月号より

メタボのほかに新たな手がかりが    米国には2100万人近くの2型糖尿病患者がおり,毎年新たに80万人が加わる。患者の増加を受け,糖尿病に伴う特徴を関連づけようとする試みが進んでいる。2型糖尿病患者は一般に肥 … 続きを読む

カテゴリ 2010年2月号, News Scan

統合失調症を追跡する〜日経サイエンス2010年1月号

出生地なども1つのリスク要因と考えられるようだ    統合失調症には遺伝性があるようなのだが,はっきりしない。幻覚や思考の混乱などで統合失調症と診断されるのは一般人の1%未満だが,親が統合失調症だった人の場合, … 続きを読む

カテゴリ 2010年1月号, News Scan

光を味わう〜日経サイエンス2009年12月号より

舌で“見る”視覚障害者向け装置が登場    神経科学者の故バキリタ(Paul Bach-Y-Rita)は1960年代,「私たちは脳で物を見ているのであって目で見ているのではない」と唱えた。最近,この考え方に基づ … 続きを読む

カテゴリ 2009年12月号, News Scan

新型インフルエンザ 本当の怖さ

 2009年4月に流行が始まった新型インフルエンザ。発生当初は大騒ぎになったが,かねて懸念されていた鳥インフルエンザほど病原性が強くないことが判明すると,一転して「普通のインフルエンザと同じ」とのイメージが広がった。 & … 続きを読む

カテゴリ 2009年11月号, 記事

的を射た注射針〜日経サイエンス2009年8月号

 注射針が必要以上に深く刺さって神経を傷つけるなどの事故が,毎年何十万件も起きている。そんなトラブルのない新しい注射針をハーバード大学医学部などのチームが開発した。適切なところで自動的に止まる。 中空の針のなかに先端が丸 … 続きを読む

カテゴリ 2009年8月号, News Scan

利き手が変わる〜日経サイエンス2009年8月号

 両手を移植された患者は,利き手が以前とは変わることがある。 仕事中の事故で両手を失った男性2人が事故の3~4年後に手の移植手術を受けた。手が切断されると一般に,脳はなくなった手のコントロールに関連する領域を別の筋肉の制 … 続きを読む

カテゴリ 2009年8月号, News Scan

遺伝情報をどう守るか

 遺伝子検査が急激に普及し,狙われやすいデータが人々の医療記録に付け加わる日が間もなくやってくる。個人の詳細な健康データを知りうるようになれば,健康保険会社や生命保険会社は厄介な病気を抱えている人の保険加入を拒否,雇用主 … 続きを読む

カテゴリ 2008年12月号, 記事