タグ : 医療

うつ病治療に運動を取り入れる

運動が軽・中度のうつ病治療に有効であることを示す証拠が蓄積している。運動はストレスに対する生化学的な回復力を強め,新たな脳細胞の成長を促し,自己肯定を高める。精神疾患の背景にある遺伝的リスクを相殺する可能性さえある。逆も … 続きを読む

カテゴリ 2017年4月号, 記事

本庶 佑(京都大学名誉教授):免疫チェックポイント阻害剤に道

人間の体を守るべき免疫が,がん細胞にはどうして働かないのか。その謎を解き,がん細胞に対する免疫の働きを回復させる新たな治療薬が「免疫チェックポイント阻害剤」だ。この分野で先頭を走るのが本庶佑京都大学名誉教授(先端医療振興 … 続きを読む

カテゴリ 2016年8月号, 記事

坂口志文 (大阪大学特任教授):制御性T細胞を発見

自己免疫疾患は数多い。多発性硬化症やバセドウ病,Ⅰ型糖尿病など特定の臓器で発症するもののほか,関節リウマチや全身性強皮症など全身に症状が出る病気もある。いずれも本来,外敵だけを攻撃する生体防御の仕組みに異常が起き,自分の … 続きを読む

カテゴリ 2016年8月号, 記事

輸血問題に解決策〜日経サイエンス2015年9月号より

病原体を輸血血液から取り除く新技術を米国の血液バンクがこの夏に導入する   輸血による感染症を防ぐため,血液バンクは献血された血液に危険な病原体が混入しないよう手を尽くしている。しかしデング熱やチクングニア熱な … 続きを読む

カテゴリ 2015年9月号, SCOPE & ADVANCE

アルツハイマー病予防への挑戦

脳細胞が破壊されて記憶力が次第に低下し,身体機能も衰えていくアルツハイマー病。根本的な治療薬がない難病として知られるが,希望の光が見えてきた。コロンビアの神経科医がほぼ確実に遺伝性のアルツハイマー病を発症する家族集団を発 … 続きを読む

カテゴリ 2015年9月号, 記事

炎症を治すバイオエレクトロニック医薬

熱や圧力,光,化学物質にさらされると,体の器官がそれらのストレスに過剰反応するのを阻止するプロセスが開始される。脳と体の他の器官を結ぶ神経が伝える電気シグナルが,炎症を引き起こす免疫分子の産生を抑制している。体内に埋め込 … 続きを読む

カテゴリ 2015年6月号, 記事

難治性うつ病に効果 脳回路を再起動

 米国人の約17%は一生のうちのどこかで,「大うつ病エピソード」と呼ばれる精神症状に苦しむ。患者の最大20%は,薬物療法や電気けいれん療法など現在可能な治療法による効果が見られない。そのため脳深部に埋め込んだ電極で神経回 … 続きを読む

カテゴリ 2015年6月号, 記事

特集 脳刺激治療

 将来,体内に埋め込んだコンパクトな電気刺激発生装置で様々な病気を治療するようになるかもしれない。1つは炎症治療。私たちの体には炎症を防ぐ仕組みが備わっている。熱や化学物質などにさらされた場合,そうしたストレスに体が過剰 … 続きを読む

カテゴリ 2015年6月号, 記事

常識を変える 先端技術

 火力発電所から出る二酸化炭素(CO2)を地下深くにある多孔質の堆積岩層に送り込んで貯留する計画があるが,やがて漏れ出してくる恐れもある。だが,玄武岩の層に注入すれば,金属鉱物とCO2が反応して炭酸塩となり,永久に固定で … 続きを読む

カテゴリ 2014年6月号, 記事

出番近づくユニーク技術10

 この季節,SCIENTIFIC AMERICAN誌では,“World Changing Ideas”と銘打った記事を掲載するのが恒例になっている。世界を変える大きな進歩を夢見て,研究者が取り組んでいるアイデアの紹介集だ … 続きを読む

カテゴリ 2013年3月号, 記事

特集:「限界」を科学する

 私たち人間は限界を突破したいという衝動を持っているようだ。わかりやすい事例はスポーツ。今夏のロンドンオリンピックでは数多くの世界記録が更新され,「人類最速の男」ウサイン・ボルト選手らメダリストの活躍に人々は熱狂した。そ … 続きを読む

カテゴリ 2012年12月号, 記事

生命のプログラムを巻き戻す

 2012年のノーベル生理学・医学賞受賞が決まった京都大学の山中伸弥教授は,生命科学と医療に革命を起こしつつある。1個の受精卵が多様な細胞に分化して手足や骨,皮膚,神経など様々な臓器や組織を作り,個体を形成するのが発生の … 続きを読む

カテゴリ 2012年12月号, 記事

明日を拓く医療マシン

 失明した人が網膜チップによって再び世界を見ることができるようになり,心臓発作が起きそうになると,それを察知して警報を発する──。ここ数年,かつてない進展を見せている生物学や電子工学,ヒト遺伝学を活用し,人々の健康を維持 … 続きを読む

カテゴリ 2012年8月号, 記事

山中伸弥:生命のプログラムを巻き戻す

 京都大学の山中伸弥は,生命科学と医療に革命を起こしつつある。1個の受精卵が多様な細胞に分化して手足や骨,皮膚,神経など様々な臓器や組織を作り,個体を形成するのが発生のシナリオだ。山中はこのシナリオを逆転させ,皮膚の細胞 … 続きを読む

カテゴリ 2011年11月号, 記事

神経細胞死は防げるか〜日経サイエンス2011年10月号より

運動ニューロンの死を引き起こすALSの治療薬候補の治験が始まった  イモリなどの両生類は,手足を切られても生えてくる。脳もある程度は再生する。だが人間は手足を切られたり,中枢神経が損傷したらそれきりだ。  中枢神経が再生 … 続きを読む

カテゴリ 2011年10月号, SCOPE & ADVANCE