タグ : 医学

皮膚に描き込むセンサー〜日経サイエンス2021年1月号より

安価なウエアラブル健康モニターをペンとインクで皮膚にお絵描き   数枚の型紙と3本のペンというと,子供のお絵描き用具に思える。だが,最近の研究者はそうした道具を使って,人間の皮膚に実用的な健康センサーを直接描き … 続きを読む

カテゴリ 2021年1月号, News Scan

感染症との終わりなき戦い コレラから新型コロナまで

20世紀,感染症の予防と治療は劇的に進歩した。米国人の平均余命は47歳から76歳へと飛躍的に延び,天然痘は撲滅され,ポリオは激減した。専門家は,感染症との戦いは将来「退屈なものになる」と予測した。 だが予測は外れた。19 … 続きを読む

カテゴリ 2021年1月号, 記事

毒ヘビに咬まれたときの錠剤〜日経サイエンス2020年10月号より

既存の重金属中毒治療薬が解毒剤治療までのつなぎになる   重金属中毒の治療薬が,毒ヘビに咬まれた際に生き延びる公算も高めてくれるようだ。5月のScience Translational Medicine誌に掲載 … 続きを読む

カテゴリ 2020年10月号, News Scan

遺伝性プリオン病  発症前治療への挑戦

プリオン病は,脳に存在するPrPと呼ばれる正常なタンパク質が折り畳み異常を起こしてプリオンになり,そのプリオンが周囲のPrPを同様に変形させることで起こる致死性の神経変性疾患だ。汚染された肉などを介した感染による獲得性プ … 続きを読む

カテゴリ 2020年7月号, 記事

希少疾患に光明 アンチセンス核酸医薬

アンチセンスオリゴヌクレオチド(ASO)は化学的に改変したDNAやRNAの短い鎖で,特定のRNAに由来して生じるタンパク質を変えるように設計されている。数十年の苦闘の末,この技術がついに本領を発揮し始めた。脊髄性筋萎縮症 … 続きを読む

カテゴリ 2020年7月号, 記事

特集:核酸医薬

遺伝子変異のために適切なタンパク質を作れないことで生じる致死的な疾患がある。脊髄性筋萎縮症や筋ジストロフィーなどの難病だ。そうした変異遺伝子の発現過程を阻害して治療する人工のDNAやRNAがアンチセンス核酸医薬。長年の研 … 続きを読む

カテゴリ 2020年7月号, 記事

一枚上手の包帯〜日経サイエンス2020年6月号より

血液をはじく材料を利用,凝血を促進する効果も   破れた血管から大量の血液が流れ出る出血は,防ぐことができた死亡事例の主因となっている。包帯による結束では出血を止められないことが多い。だが最近,改良型の包帯が開 … 続きを読む

カテゴリ 2020年6月号, News Scan

がん進化論にもとづく治療戦略

 抗がん剤でがん細胞を徹底的に攻撃しても,薬の効かない細胞が生き残って再発し,むしろ悪化してしまう。このがんの進化を防ぐ新アプローチが登場した。抗がん剤の投与を最小限にとどめてあえてがん細胞を残し,耐性の進化を抑える。 … 続きを読む

カテゴリ 2020年5月号, 記事

Is Phage Therapy Here to Stay? / 復活するか? ファージ療法

Bobby Burgholzer has cystic fibrosis, a genetic disease that throughout his life has made him vulnerable to bacterial infections in his lungs. Until a few years ago antibiotics held his symptoms mostl … 続きを読む

カテゴリ 2020年4月号, 英語で読む日経サイエンス

復活するか? ファージ療法

細菌に感染するウイルスであるバクテリオファージは20世紀初めに発見され,一時は細菌感染症の治療に使われた。抗生物質の登場ですたれたこのファージ療法が再び注目を集めている。抗生物質の効かない耐性菌が出現し,大きな脅威になっ … 続きを読む

カテゴリ 2020年4月号, 記事

プラズマメスの威力〜日経サイエンス2020年2月号より

がん細胞を完全に一掃   外科手術で腫瘍を切除した際に一部のがん細胞が取り残され,別の悪性腫瘍のもとになる場合がある。これらの頑固な細胞を死滅させられる期待の新ツールの臨床試験が米国で始まった。「プラズマメス」 … 続きを読む

カテゴリ 2020年2月号, News Scan

てんかん発作を予測〜日経サイエンス2020年1月号より

血中の分子を調べると数時間前に警告を出せる   世界で5000万人を超える人がてんかんを患っている。この病気の最も厄介な点のひとつは,発作を予測できないことだ。発作がいつ起こるのか,患者にはほとんどわからない。 … 続きを読む

カテゴリ 2020年1月号, News Scan

A Shot at Regeneration / 再生能力を引き出す薬

A tale of shark bites at a Scottish pub has led us to some new ideas about rebuilding broken bodies. In the early 2000s American geneticist Michael Zasloff of Georgetown University had traveled to the … 続きを読む

カテゴリ 2019年8月号, 英語で読む日経サイエンス

再生能力を引き出す薬

肥満や糖尿病の治療薬として開発が進められていた薬剤化合物MSI-1436に,損傷した器官の再生を促す能力があることが動物実験で示された。MSI-1436は体に生まれつき備わっている細胞再生能に対するブレーキを解除するよう … 続きを読む

カテゴリ 2019年8月号, 記事

減量手術が明かした 腸と脳の関係

重度の肥満を治療する「減量手術」は胃を切り詰めて体重減につなげるのだと考えられてきたが,それだけではないことが判明した。この手術を受けた人では,腸との情報交換に関与している脳領域の活動が活発になり,食欲そのものが変わる。 … 続きを読む

カテゴリ 2019年4月号, 記事