タグ : 動物行動学

キツツキのけんか〜日経サイエンス2021年2月号より

見物人は科学者だけではなかった   米国のウェスタンオークの森にすむドングリキツツキは群れごとに厳しい競争関係の縄張りを作り,何千個ものドングリを蓄えた“餌倉”を守っている。木の幹にたくさんの穴を開け,そこに餌 … 続きを読む

カテゴリ 2021年2月号, News Scan

コウモリの大声は訴える〜日経サイエンス2021年1月号より

狩りに必要な反響定位音を出すのが追いつかなくなる恐れ   コウモリは毎晩,安全なねぐらを離れて食物を探しに出なければならない。これにはエネルギーがいる。そもそも,狩りに費やしたエネルギーをまかなうのに十分な量の … 続きを読む

カテゴリ 2021年1月号, News Scan

渡り鳥は気象予報士〜日経サイエンス2020年12月号より

渡りをうまく実行するために台風の接近を予想している   渡り鳥のアジサシは台風の接近を鋭く感じ取り飛行計画を変えているようだ。嵐の直撃を避け,一方では嵐が去った後に残る豊富なエサを利用している。   … 続きを読む

カテゴリ 2020年12月号, News Scan

動物のソーシャル・ディスタンシング

新型コロナウイルス感染症の拡大抑制策として実施されたソーシャル・ディスタンシングは不自然でつらく感じられたかもしれないが,自然界では昆虫から魚,鳥,哺乳類まで多くの動物が致死的な病気の広がりを抑えるために行動を様々に変え … 続きを読む

カテゴリ 2020年10月号, 記事

南極の魚の血液ドーピング〜日経サイエンス2020年8月号より

氷水のなかで活動するため赤血球を通常の3倍に増強   スポーツ界では運動能力を高める血液ドーピングが禁じられている。筋肉に酸素を運ぶ赤血球の数を輸血などで増やす手法だ。だが多くの動物はこれを自然に行っている。ブ … 続きを読む

カテゴリ 2020年8月号, News Scan

群れの相転移〜日経サイエンス2020年4月号より

ある種の鳥の群れは混乱と秩序を切り替えている   ニシコクマルガラスには群れを作る規則が2通りあり,それらを切り替えることで違う結果を生じていることが,最近の研究で発見された。冬にねぐらに向かって飛ぶ際の群れは … 続きを読む

カテゴリ 2020年4月号, News Scan

コウモリの巧みな音響探知戦略〜日経サイエンス2020年2月号より

葉に止まっている虫を捕まえるため,接近する角度を戦略的に選んでいるらしい   コウモリは高周波の音響信号を使って夜に,濃い霧のなかでも,空中を飛んでいる昆虫を器用に捕まえることで知られている。だが食虫性のコウモ … 続きを読む

カテゴリ 2020年2月号, News Scan

羽根の罠〜日経サイエンス2020年1月号より

ブラジルのオオズアリは落とし穴で虫を捕まえる   羽根が落ちていても特に危険を感じないが,ブラジルの熱帯サバンナにいる虫は落ちている羽根にうっかり近づいてはいけない。フェイドル・オキシオプス(Pheidole … 続きを読む

カテゴリ 2020年1月号, News Scan

Deception in the Wild / 嘘をつく動物たち

The animal world seems to burst with sugar and spice these days. Evidence for cooperation and compassion among swimming, flying and walking creatures has captured public imagination. In the ocean, gro … 続きを読む

カテゴリ 2019年12月号, 英語で読む日経サイエンス

我が子を遠くへ運ぶカエル〜日経サイエンス2019年12月号より

近くの水たまりをパスして父ガエルは遠くの池を目指す   落ち葉のなかでヤドクガエルの卵からオタマジャクシがかえると,それをじっと待っていた父親の背中によじ登る。そして父親は子供たちを背中に乗せて水のある場所へ運 … 続きを読む

カテゴリ 2019年12月号, News Scan

嘘をつく動物たち

相手を欺くのは人間だけではない。実に様々な動物が偽情報キャンペーンを展開している。カムフラージュや擬態によって,自分と同種の仲間や別の種の動物を誤解させるのが一例だ。意図的に偽情報を発信している場合,それは「戦術的欺き」 … 続きを読む

カテゴリ 2019年12月号, 記事

一緒に飛ぶ理由〜日経サイエンス2019年11月号より

羽ばたきが増して労力がかかってもハトは2羽以上で飛ぶことを選ぶ   一団となって飛ぶ鳥の群れの様子は壮観で見る者を圧倒するが,鳥たち自身も仲間のおかげで捕食者から身を守り,飛行の助けを得ている。新たな研究による … 続きを読む

カテゴリ 2019年11月号, News Scan

闘争の動物行動学

どの動物も,食物や交配相手をめぐる争いの際に,相手と自分の戦闘能力を比べていると考えられてきた。相手が強すぎるなら諦めたほうが身のためだ。だが近年の研究で,多くの動物種が戦うか引き下がるかを決めるうえで別の様々な評価法を … 続きを読む

カテゴリ 2019年11月号, 記事

One Eye Open / 片目を開けて眠る動物たち 半球睡眠

One of the most striking features of living organisms, both animals and plants, is the way their physiology and behavior have adapted to follow the fluctuations of daily light and nocturnal darkness. … 続きを読む

カテゴリ 2019年10月号, 英語で読む日経サイエンス

片目を開けて眠る動物たち 半球睡眠

動物に睡眠は不可欠だが,睡眠中は周囲の環境を認識できなくなり,捕食者に狙われやすくなる。一部の動物はこの問題を解決するため,片方の脳半球が寝ずの番をしながら,他方の脳半球を眠らせる能力を発達させた。

カテゴリ 2019年10月号, 記事