タグ : 光電子増倍管

未知未踏に光で挑む

 奥飛騨の神岡鉱山(岐阜県飛騨市神岡町)にある東京大学宇宙線研究所の素粒子実験施設カミオカンデで超新星ニュートリノをとらえたのを機に,日本はこの四半世紀,ニュートリノ研究で世界をリードするようになった。     … 続きを読む

カテゴリ 2008年9月号, 記事

地の底から見えたニュートリノ宇宙

 世界の国の中で「ニュートリノ」という素粒子の名前が最も広く知られているのはおそらく日本だろう。日本人としては江崎玲於奈(えさき・れおな)氏以来,約30年ぶりにノーベル物理学賞を受賞した小柴昌俊(こしば・まさとし)東京大 … 続きを読む

カテゴリ 2008年4月号, 記事

カミオカンデで射止めた夢 「僕はやりたいことをやってきた」

 「運がよかったんです」――。今年のノーベル物理学賞に決まった東京大学名誉教授の小柴昌俊氏は,受賞対象となった超新星ニュートリノの検出についてゆったりとした口調でこう話す。むろん,その“運”は科学者としての確かな目でつか … 続きを読む

カテゴリ 2003年1月号, 記事