タグ : 光遺伝学

連想を生むニューロン集団

「一見魅力的な投資話に乗る価値があるかどうかは,その情報の出所で決まる。例えば,その話を持ってきた人物が誠実かどうかだ。情報の出所とその人の性格についての記憶がリンクしていないと,惨憺たる結果を招きかねない。神経科学では … 続きを読む

カテゴリ 2017年11月号, 記事

記憶をつくり変える

「1990年公開の『トータル・リコール』という有名なSF映画がある。人気俳優アーノルド・シュワルツネッガー演じる主人公は,ある組織から自分の過去について偽の記憶を脳内に植え付けられてしまう。このアイデアはもちろん1990 … 続きを読む

カテゴリ 2017年11月号, 記事

ミチオ・カクが語る心の未来

 米国の理論物理学者で最近,脳や心の研究の将来を展望する本「The Future of the Mind」(2014年刊)を著したミチオ・カク・ニューヨーク市立大学教授が11月に来日したのを機にインタビューした。カク教授 … 続きを読む

カテゴリ 2015年2月号, 記事

小さな脳を制御~日経サイエンス2011年5月号より

レーザー光で線虫の行動を操った    脳の完全制御に一歩近づく研究成果が出た。ただし,制御した脳は砂つぶよりも小さいが……。  ハーバード大学の研究チームが,線虫を操作できるコンピューターシステムを作った。シャ … 続きを読む

カテゴリ 2011年5月号, SCOPE & ADVANCE

光で脳をコントロール

狙った細胞の活動を光で自由にコントロールする新技術「オプトジェネティクス」。脳細胞の活動パターンとそこから生まれる現象との関係を直接調べられるとあって,特に神経科学の分野で目覚ましい発展をもたらした。この革新的な技術を可 … 続きを読む

カテゴリ 2011年2月号, 記事

科学は終わらない

 科学技術の進歩によって,私たちは便利で,豊かな生活を手に入れた。一方で,地球温暖化などの環境問題が叫ばれ,人口急増による食糧不足も懸念されている。    今後数十年間,科学界で注目されるであろう話題は何か?  … 続きを読む

カテゴリ 2010年12月号, 記事

脳の活動を照らし出すオプトジェネティクス

 遺伝子工学と光学を組み合わせて神経細胞(ニューロン)の集まりを観察したり,制御したりする「オプトジェネティクス」という分野が芽生えつつある。遺伝子にコードした蛍光色素を使って神経活動を可視化する手法だ。この方法を用いる … 続きを読む

カテゴリ 2009年1月号, 記事

ノーベル賞4人同時受賞 物理学賞「対称性の破れ」/化学賞「緑色蛍光タンパク質」

 2008年のノーベル賞は物理学賞と化学賞あわせて日本人4人の同時受賞となった。物理学賞はシカゴ大学名誉教授の南部陽一郎氏と高エネルギー加速器研究機構名誉教授の小林誠氏,京都大学名誉教授の益川敏英氏の3人で,素粒子の理論 … 続きを読む

カテゴリ 2008年12月号, 記事