タグ : ヒッグス

きょうの日経サイエンス

2013年ノーベル物理学賞 ヒッグス機構の提唱者に

 2013年のノーベル物理学賞は,力を伝える粒子に質量を与えるメカニズム「ヒッグス機構」の理論を提唱したベルギー・ブリュッセル自由大学名誉教授のアングレール博士(Francois Englert)と英エディンバラ大学名誉 … 続きを読む

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投稿日 2013年10月8日

余剰次元を探る

 2012年7月,スイス・ジュネーブ近郊の欧州合同原子核研究機構(CERN)にある世界最強の加速器LHCを用いた実験で,万物に質量を与えるヒッグス粒子が発見された。より厳密に言えば,今のところは「ヒッグス粒子とみられる新 … 続きを読む

カテゴリ 2013年1月号, 記事

南部陽一郎が語る 対称性の破れとヒッグス

  ヒッグス粒子のおおもとのアイデアは,米シカゴ大学の南部陽一郎名誉教授が1960年代初めに提唱した「対称性の自発的破れ」にある。ヒッグス粒子の提唱者の1人である英エディンバラ大学のヒッグス名誉教授自身,ヒッグス粒子を考 … 続きを読む

カテゴリ 2012年9月号, 記事

質量とは何か

 ヒッグス粒子は万物に質量を与えるとされるが,それを裏返していえば,万物は最初,質量がゼロであったということになる。素粒子物理学の歴史を振り返ると,実験と理論研究からまず最初に明らかになったのは,すべての素粒子は宇宙誕生 … 続きを読む

カテゴリ 2012年9月号, 記事

最強加速器で発見

 スイス・ジュネーブ近郊にある欧州合同原子核研究機構(CERN)の世界最強の加速器LHCを用いた陽子衝突実験で2012年7月,万物に質量を与える素粒子,「ヒッグス粒子」とみられる新粒子が発見された。実験では日本も中心メン … 続きを読む

カテゴリ 2012年9月号, 記事

特集:ヒッグス粒子

 万物に質量を与える素粒子,ヒッグス粒子とみられる新粒子が2012年7月,発見され,世界的ニュースとなった。巨大加速器を用いたヒッグス粒子の探索は30年以上にわたって続けられ,そして今回,世界最強の加速器LHCによって発 … 続きを読む

カテゴリ 2012年9月号, 記事

幾何学で迫る究極理論

 2007年,著者の1人である物理学者のリージは,その年に最も多く語られることとなった1編の論文を発表した。物理学の新たな統一理論「E8理論」の提唱だ。彼がサーファーとしての生活も送っていることもあって,その論文はThe … 続きを読む

カテゴリ 2011年3月号, 記事

対称性の破れが生む多様性

 100年を超える伝統を持ち,80人以上のノーベル賞受賞者を輩出したシカゴ大学。キャンパスの歴史的ホールで2008年12月10日,ストックホルムでの授賞式を欠席した南部陽一郎同大学名誉教授へのノーベル物理学賞の贈呈式が行 … 続きを読む

カテゴリ 2009年5月号, 記事

ノーベル賞4人同時受賞 物理学賞「対称性の破れ」/化学賞「緑色蛍光タンパク質」

 2008年のノーベル賞は物理学賞と化学賞あわせて日本人4人の同時受賞となった。物理学賞はシカゴ大学名誉教授の南部陽一郎氏と高エネルギー加速器研究機構名誉教授の小林誠氏,京都大学名誉教授の益川敏英氏の3人で,素粒子の理論 … 続きを読む

カテゴリ 2008年12月号, 記事