タグ : グリッド細胞

人間関係を把握する脳内マップ

動物がある場所から別の場所に移動する際,どうやって最短ルートを思いつくのだろう? ラットから人間まで,さまざまな動物は脳内に地図を持ち,環境についての脳内モデルによって最適ルートを探索している。 脳内地図によって表してい … 続きを読む

カテゴリ 2021年4月号, 記事

脳内マトリックスの衝撃

自分の場所を常に追跡している「グリッド細胞」の発見は1970年代以降の空間認知に関する研究を大きく発展させる大発見だ。グリッド細胞が存在するのは,かねて記憶の中枢と考えられてきた海馬に隣接している皮質で,空間に関するグリ … 続きを読む

カテゴリ 2016年6月号, 記事

空間認識のカギ握る グリッド細胞

周囲の目印に対する自分の現在位置を把握する能力は重要だ。それがなければ,個人の生存はおろか,人類の生存も危うくなる。脳の深部にある神経細胞ネットワークが協力して,周辺環境を表す「脳内空間地図」を作製している。ある場所に来 … 続きを読む

カテゴリ 2016年6月号, 記事

2014年ノーベル生理学・医学賞:空間を把握する脳のメカニズムを解明した3氏に

私たちが行動しようと思ったら,自分がどこにいるかを把握している必要がある。その情報を,脳はどのように得ているのだろう? 脳活動というのはつまるところ,脳神経細胞の集団的な発火だ。その信号から「空間内での自分の位置」という … 続きを読む

カテゴリ きょうの日経サイエンス

投稿日 2014年10月7日