タグ : グリア細胞

学ぶと配線の太さが変化 シナプスだけじゃない脳の情報処理システム

神経科学の教科書には,学習が行われるとニューロン間の接続部であるシナプスが変化すると書かれている。だが,変化はミエリン(髄鞘)にも起こることが新たな研究で示された。ミエリンはニューロンの細胞体から伸びる長い軸索を部分的に … 続きを読む

カテゴリ 2020年12月号, 最新号の紹介, 記事

脳から老廃物を排出 グリンパティック系

人間の脳の重量は約1400gで体重の約2%を占めるにすぎないが,活動に伴うエネルギー消費で見ると全身の20~25%に上り,その過程で有害なタンパク質老廃物などのゴミが大量に生じている。1年足らずで脳の重さと同程度の老廃物 … 続きを読む

カテゴリ 2016年7月号, 記事

脳が生み出す理不尽な痛み/慢性疼痛治療の新戦略

 ケガや手術の傷がすっかり癒えた後も,激烈な痛みが続く。何カ月,何年たっても消えない──そんなつらい状況に陥っている人は少なくない。原因がなくなっているにもかかわらず痛みが消えないのは,身体の損傷を検知して脳に伝える痛覚 … 続きを読む

カテゴリ 2010年2月号, 記事

脳の隠れた主役 学習と白質の意外な関係

 世界レベルの技術や能力を身につけたいと思うなら,若いうちからトレーニングを始めたほうがいい──。シナプス結合が強化されるため? いや,早期の学習を左右するのはニューロン同士の結合ではなく,神経信号を伝えるニューロンの通 … 続きを読む

カテゴリ 2008年6月号, 記事

顕微鏡で見る細胞のきらめき

 歓喜のシーンも恐怖の光景も,私たちが視覚的に得る情報はたったひとつの経路から集められたものだ。網膜の細胞が光子をとらえ,これらの信号が脳に伝えられて,画像として解釈される。しかし肉眼の解像度を超えた小さな構造の場合,反 … 続きを読む

カテゴリ 2008年3月号, 記事

再生する力を引き出せ

 約100年もの間,神経科学の分野では,次のようなことが定説として信じられてきた。「成人の脳は変化せず安定していて,一定の記憶と情報処理能力を持ったコンピューターのようなものだ」と。脳の細胞が失われると,それが担っていた … 続きを読む

カテゴリ 2003年12月号, 記事

脊髄損傷治療への道

 私は当初,神経の発生過程において中枢神経系を構成する細胞の多様性がどのように形成されてくるかに興味をもち,その制御機構を研究していた。そのうち,研究対象を多様性のもととなる神経幹細胞に絞っていった。1998年に成人の脳 … 続きを読む

カテゴリ 2003年6月号, 記事