タグ : カミオカンデ
追悼 戸塚洋二先生 かくて伝統はつくられた
世界のニュートリノ研究を引っ張ってきた東京大学特別栄誉教授の戸塚洋二先生は7月10日,がんとの長く厳しい闘いの末に亡くなられた。先生は師,小柴昌俊氏のもとで素粒子実験施設カミオカンデの建設を陣頭指揮し,世界で初めて超新 … 続きを読む
ニュートリノ研究の原点にあった朝永先生の尽力
世界をリードするようになった日本のニュートリノ研究はカミオカンデが超新星ニュートリノをとらえたことに始まるが,それはそもそも,小柴昌俊氏が1963年,東京大学物理学科の助教授に採用されて研究室を立ち上げ,素粒子研究のた … 続きを読む
素粒子論の標準モデルを超えて
Please tell me how ν‘s get MASS. 素粒子理論の標準モデルの柱となる電弱統一理論の研究でノーベル物理学賞を受賞したS. グラショウ博士は2003年5月,飛騨山中の … 続きを読む
カミオカンデで射止めた夢 「僕はやりたいことをやってきた」
「運がよかったんです」――。今年のノーベル物理学賞に決まった東京大学名誉教授の小柴昌俊氏は,受賞対象となった超新星ニュートリノの検出についてゆったりとした口調でこう話す。むろん,その“運”は科学者としての確かな目でつか … 続きを読む
ニュートリノ天文学の誕生と新展開
2002年のノーベル物理学賞が小柴昌俊東京大学名誉教授に決まった。大マゼラン星雲で起きた超新星爆発で放出されたニュートリノを1987年2月に巨大水槽を使った観測装置「カミオカンデ」で検出し,ニュートリノ天文学という新領 … 続きを読む