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正しく知れば怖くない Facebookでヘビと友だち
テキサス州はヘビが最も多い州の1つで,80種以上のヘビが生息しており,そのうち11種は毒を持っている。そして,ヘビに遭遇した人は,そのヘビが実際に危険かどうかにかかわらず殺してしまうことが多い。 しかし,そのような人々の … 続きを読む
陰謀論を増幅 ネットの共鳴箱効果
いまや誰でもネット上に自分の意見を自由に書き込み,仲間と共有することができる。調べものをするのにも便利だが,一方で明らかな誤情報やデマ,陰謀論,中傷がネットにあふれているのも周知の通りだ。ウェブは「集合知」をもたらす期待 … 続きを読む
サイバー戦争を生き抜く知恵
サイバー攻撃が後を絶たない。先日も日本年金機構から約125万件の個人情報が流出した。今後は大企業や官公庁だけでなく現代の技術を利用する誰もが攻撃の標的となるだろう。対策は? 著者は政府や企業が独力で安全を確保することはで … 続きを読む
透明化が社会に強いる進化
5億4000万年前の海で生物の多様性が急増した「カンブリア爆発」は,海の透明化に適応する爆発的進化だったという説がある。デジタル技術が現代社会をどう変えていくかを,これになぞらえて考察できる。太古の動物が体形や捕食者を欺 … 続きを読む
ネット化された霊長類
ソーシャルメディアのおかげで孤独や退屈を感じることはもうなくなったが,皮肉にも一方では最も近しい人たちへの思いやりが薄れたほか,自分自身と向き合うことすら難しくなっている。マサチューセッツ工科大学の社会学者タークルはこ … 続きを読む
プライバシーをどう考えるべきか
米国家安全保障局(NSA)による個人情報収集を前職員のスノーデン氏が暴露し,NSAの手口が大問題になった。フェイスブックなどのソーシャルメディアを利用する際に自分のプライバシーを守るのはけっこう難しいし,テロ捜査など公共 … 続きを読む
グーグル効果 ネットが変える脳
かつて人々は仲間内で「記憶」という作業を分担していた。夫は妻にレストランの名前を,妻は夫にその行き方を尋ねる。職場でパソコンの調子がおかしくなったら花子に,英語の資料でわからないところは太郎に聞く。記憶の一部を身近な誰 … 続きを読む
データ爆発を乗り越える
スマートフォンやタブレット端末などネット接続機器の数は2013年中に人類の総人口を超える見込みだ。動画などデータ量のかさむコンテンツが増えていることもあり,ネットの伝送能力がいつ限界に達するのか多くの人が心配している。 … 続きを読む
仮想世界の現実〜日経サイエンス2013年9月号より
ネット中毒と乳児の死を検証する実録映画 韓国の警察は2010年3月,ある夫婦を世界的に悪評を集めた悲惨なまでに皮肉な事件で逮捕した。2人は「プリウスオンライン」というオンラインのロールプレイングゲームで仮 … 続きを読む
カテゴリ 2013年9月号, SCOPE & ADVANCE
これがホントの科学者だ〜日経サイエンス2012年6月号より
米国の中学生に「科学者はどんな格好をしている?」と尋ねたら,年配の白人男性で,髪はもじゃもじゃ,メガネをかけ,白衣を着ていて……という答えが返ってくるだろう。しばしばその男は部屋にこもって化学薬品をもてあそんでいる。こ … 続きを読む
カテゴリ 2012年6月号, SCOPE & ADVANCE
介入されないもうひとつのウェブ
エジプト政府は昨年1月,情報通信史上,前例のない行動に踏み切った。インターネットを遮断したのだ。それは簡単なことだった。同国の大手プロバイダー5社に当局が電話をかけるだけで,ネットユーザーの93%がアクセス不能になった … 続きを読む
ネットでシチズン・サイエンス
将来の気候変動予測には過去の気象データが重要だが,第一次世界大戦中などはデータが少ない。そこで当時の英海軍の船舶の航海日誌をウェブサイトにのせ,市民有志の手を借りて天候データを読み出すプロジェクトが進んでいる。航海日誌 … 続きを読む
未来を予言するマシン
世界の未来を占う“水晶玉”となる総額10億ユーロのコンピューターシステムの開発が欧州で真剣に検討されている。様々な分野の膨大なデータと精緻なアルゴリズム,その処理に必要となる高性能のハードウエアを用いて,経済や政府,文 … 続きを読む
病理診断デジタル時代
病理組織試料を検査するやり方は100年以上も相変わらずだ。遅ればせながら,旧態依然の病理学をリメイクする試みが始まった。 現在,毎年何億枚もの病理スライドが作成され,昔ながらのやり方で扱われている。組織 … 続きを読む