タグ : はやぶさ

オシリス・レックス 米国版はやぶさの挑戦

 小惑星は太陽系が誕生した当時の物質をそのままとどめている名残であり,惑星の形成や生命の起源に関する長年の謎を解くカギを握っている。日本の探査機「はやぶさ」は小惑星イトカワから微量のサンプルを持ち帰り,現在「はやぶさ2」 … 続きを読む

カテゴリ 2016年10月号, 記事

はやぶさが明かしたイトカワの素顔

 探査機「はやぶさ」は太陽系を約60億キロ,苦難の旅の末,1500個以上に及ぶ小惑星イトカワの微粒子を地球に持ち帰った。最初の分析対象となった約40個が様々な手法で詳しく調べられ,イトカワ誕生のシナリオが明らかになった。 … 続きを読む

カテゴリ 2011年12月号, 記事

見つかった! イトカワの微粒子

 小惑星イトカワは海に浮かんで貝などを食べるラッコの姿に似ている。全長約540mの“イトカワ・ラッコ”は岩に覆われゴツゴツしているが,胸のあたりは滑らかで平坦。そこは砂利の砂漠でミューゼスの海(MUSES-C領域)と呼ば … 続きを読む

カテゴリ 2011年2月号, 記事

「はやぶさ」カプセル帰還輝く大気圏再突入技術:山田哲哉

太陽系を7年間60億キロを旅した小惑星探査機「はやぶさ」 地球帰還カプセルは,まばゆい光点となって南天の夜空を駆け抜けた その輝きは,日本が培った大気圏再突入技術の輝きでもあった      2009年 … 続きを読む

カテゴリ 2011年2月号, 記事

快走! 宇宙ヨット「イカロス」

 星々がきらめく暗黒の宇宙空間。遠くにピカっと小さな輝きが見えたかと思うと,銀色の巨大な凧のような物体が間近に迫り,あっという間に通り過ぎていった……。    もし,宇宙ヨット「イカロス」を眺めることができたら … 続きを読む

カテゴリ 2010年11月号, 記事

「はやぶさ」 60億キロの旅

 探査機「はやぶさ」が2010年6月13日,60億kmの旅の末,流星となって帰還した。2003年5月に地球を出発,2年4カ月の惑星間航行の末に小惑星「イトカワ」に到達し,サンプル採集を行ったが,直後に姿勢制御用エンジンが … 続きを読む

カテゴリ 2010年9月号, 記事

「はやぶさ」帰還〜日経サイエンス2010年8月号より

サンプル収容カプセルが回収された    小惑星探査機「はやぶさ」が6月13日,オーストラリア南部上空で大気圏に再突入,7年ぶりに地球に帰還した。総飛行距離は約60億km。月以外の天体に着陸して帰還した探査機は世 … 続きを読む

カテゴリ SCOPE & ADVANCE

「はやぶさ」6月帰還へ〜日経サイエンス2010年6月号

小惑星「イトカワ」のサンプル採取を行った探査機が数多くの試練を乗り越え,オーストラリアの砂漠に戻ってくる     宇宙航空研究開発機構は3月27日,小惑星「イトカワ」のサンプル採取を行って地球への帰途にある探査 … 続きを読む

カテゴリ 2010年6月号, SCOPE & ADVANCE

日本の将来計画 金星と水星,再び月・小惑星へ

 現在,地球を遠く離れた太陽系空間で2機の日本の探査機が活動している。小惑星イトカワから地球への帰途にある小惑星探査機「はやぶさ(MUSES-C)」と月探査機「かぐや(SELENE)」だ。今後10年を見通すと,さらに数機 … 続きを読む

カテゴリ 2008年1月号, 記事

イトカワが語る小惑星の世界

 探査機「はやぶさ」が小惑星イトカワに近づくにつれ,いくつもの奇妙なことがわかってきた。まず,表面の様子が,これまで探査機が訪れた小惑星とはまったく違っていたのだ。例えば鮮明な画像が得られているガスプラとイダの表面は全体 … 続きを読む

カテゴリ 2008年1月号, 記事