きょうの日経サイエンス

2013年5月27日

量子の地平線に迫ってみよう! 2013年7月号関連記事を特価販売中!

 

 現在発売中の日経サイエンス7月号,お楽しみいただけていますか? 特集「量子の地平線」をはじめ,興味深い記事が満載です。今月も本誌のアーカイブから関連記事を選び,特別価格にてダウンロード販売でご提供いたします。

 

 対象は以下の3本です。

 

1988年3月号 「実験が光をあてる量子力学の奇妙な世界

  A. シモニー 復刻

2001年5月号 「量子力学100年の謎」 M. テグマーク/J. A. ウィーラー

2009年6月号 「量子もつれが相対論を脅かす

  D. Z. アルバート/R. ガルチェン

 

 これらはもちろん,特集「量子の地平線」で述べている量子力学のパラドックスに関連する記事。「実験が光をあてる量子力学の奇妙な世界」は,以前は哲学論争でしかないと見なされてきたこの問題が実験によってきちんと検証できるようになってきた20年ほど前の状況を鋭くとらえています。今号の記事でも触れたアラン・アスペの実験にいち早く注目し,それを紹介した内容で,いま読み返しても新鮮です。

 「量子力学100年の謎」は,プランクによる黒体放射の説明(1900年)からちょうど100年となった2001年の記事で,量子力学の1世紀の歩みと,その根底にしこりのように残ってきた奥深いパラドックスについて解説しています。

 「量子もつれが相対論を脅かす」は,かのアインシュタインが忌み嫌ったパラドックス,つまり局所性の否定に主な焦点を当てて,量子の謎と不思議に迫った内容です。

 実在って何? EPRパラドックスが意味するものは? 日常から少し離れて,不思議の世界を散策してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

※なお勝手ながら,お値引きでのご提供は6月号の発売期間中,6月25日11時までとさせていただきます。

 

他にも関連記事はございます。各記事の概要はリンクをたどってご覧ください。(※こちらはお値引き対象外となります)

 

光子の逆説」 谷村省吾,2012年3月号

不確定性原理で『光子の逆説』は解けるか」 谷村省吾,2012年4月号

量子力学の多重現象を操り,測る」 2012年12月号          

量子の限界を覆す」 D. ドイチュ/A. エカート,2012年12月号  

ウソから出た大発見」 D. カイザー/A.N.H. クリーガー,2012年10月号