きょうの日経サイエンス

2012年2月16日

ジャクソン・ポロック展鑑賞のお供に日経サイエンスをどうぞ!

 25日発売予定の次号をようやく校了し,一息つきながら新聞を眺めて気づいたのですが,先週金曜日2月10日から東京国立近代美術館で「生誕100年ジャクソン・ポロック展」が開かれているのですね(5月6日まで,詳細は公式サイトhttp://pollock100.comをどうぞ)。おお,あのポロックか! 何と生誕100年であったか!

 

 ポロック(Jackson Pollock,1912~1956)は米国を代表する抽象表現主義の画家にして,ドリップペインティングの巨匠であり……などと,どこかから孫引きしてきたウンチクは最小限にしておきましょう。私自身はポロックのファンでも何でもなーい! でも,日経サイエンス2003年3月号掲載の「ポロックの抽象画にひそむフラクタル」という記事を翻訳した関係上,ポロックがただ者でなかったことだけは知っております。記事の概要はこちらを,また左の「編集部のピックアップ」にも上げておきますので,そこをクリックして下さっても結構です(表示から消えないうちにお早めにどうぞ)。

 

 この記事の著者はR. P. テイラーというオレゴン大学の教授なのですが,こちらも物理学者と絵描きの二足のわらじをはいているかなり変わったタイプの先生だと思われます。記事は,ポロック作品の魅力がどこから生まれてくるのか,「フラクタル次元」を解析して考察したもので,「そこまでやるか!?」という感じではありますが,説得力十分の興味深い内容。

 

 日経サイエンス2003年3月号をまだお持ちの愛読者の皆さま,「生誕100年 ジャクソン・ポロック展」にお出かけの際は,この記事を読み返していただけると幸いです。日経サイエンス2003年3月号をお持ちではないけれど「生誕100年 ジャクソン・ポロック展」は見逃せないと思っている方々は,お近くの図書館などでバックナンバーを引き出してご覧いただけるとうれしく存じます。そんな面倒なことできるわけないだろ!とおっしゃる方々には,記事pdfのダウンロードがお薦めです。有料ですが,ご利用いただけたら弊社営業部長が泣いて喜ぶと思われます。(編集部・神野)

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ジャクソン・ポロック