News Scan

細菌用の罠〜日経サイエンス2009年4月号より

 導電性ポリマーでできた中空カプセルを使うと,粘着式ゴキブリ駆除器に似た要領で細菌を退治できるかもしれない。
 細菌は全体として負の電荷を帯びているので,正電荷を持つこの罠(わな)から延びている薄板やフィラメントにくっついて離れられなくなる。カプセルを光にさらすと,反応性の非常に高いタイプの酸素が生じる。この酸素は細菌に強い毒性を及ぼし,1時間後には近くの細菌の95%以上が死滅する。
 フロリダ大学とニューメキシコ大学の科学者たちが開発した。医療機器をはじめさまざまな物体の表面に適用できる。ACS Applied Materials & Interfaces誌オンライン版11月24日号に掲載。

サイト内の関連記事を読む