きょうの日経サイエンス

2011年2月9日

大科学実験:化学の実験と言えば

 

NHK「大科学実験」ファンの皆さま,こんばんは。

 

先週の「アルジャジーラが出したNG」に対し,たくさんのツイッターでの言及,ありがとうございました。<(_ _)>
科学ネタでないのにと,ちょっと複雑な心境でありますが,人類共通のネタ&期せずしての時事ネタだったということで・・・。

 

さて,今晩の再放送は「かなりしょっぱいウエディング」です。この番組は大科学実験と銘打っておりますが,26回のうち,大半のテーマは物理学。物理でないのは3回だけで,この回とレモンカーこと手作り電池カーの2回分が化学,あとは太陽の動きを追った影の回で,これはまぁ地学に入れてよいかなと。
はい。詫摩が得意とする生物学は出番がありませんでした。(;_;)
生き物はラクダや象が出たけれど,重り代わりでしたし・・・(人間だって,重りやセンサーや動力代わりにする番組ですしねぇ)。(=_=)
まぁ,分野を細分化することに意味はありません(強がりじゃないですぅ・・・)

 

化学の実験というと,詫摩の印象では「とにかくきちんと測って」というイメージがあります。
水の量もそこに溶かす物の重さも,メスシリンダーだの天秤だので「きちんと測る」。これが化学実験の基本だったような気がします(きちんとした測量はすべての科学実験の基本です。念のため)。
装置も乱暴に扱うとくるいが生じるので慎重に。
繊細・細やか・几帳面──これが私の化学のイメージです。

 

それがねぇ,あんなふうに塩を大袋から直接どばどばと入れられるとねぇ・・・。
化学の繊細かつ細やかなイメージはどこへやら。

 

とはいえ,今回の実験はかなり細かな手仕事がありました。結晶をつけるためのワイヤードレスです。

 

番組中で細野さんが裏返った声で言及したように,あのドレスには1週間かかっています。けれど,ワイヤーでのドレスづくりはデザイナーさんの手によりてきぱきと作られ,ほぼ1日でできたそうです(番組ではデザイン画が先に登場しますが,デザイン画なしにスイスイと作られ,あとから出来上がりを見て,制作スタッフの鈴木文野さんが絵を描き起こしたそうです)。

 

大変だったのは,ワイヤーに糸を巻く作業。
チーフプロデューサーからエグゼクティブプロデューサーから総動員。
「もちろん,会議中も,みんなで糸巻き。アイデアを出したり聞いたりしながら,『そこ,手を止めない!』って」(チーフプロデューサー森美樹さん)

 

この作業は苦労したらしく,話が盛り上がります。
「家に持ち帰ってもらって,お母さんにも手伝ってもらったり」
「森さんの巻いたのが意外に仕上がりがきれいでびっくり」などとわいわい。

 

それでも「今回は間に合わない?!」とスタッフは思ったそうです。この「今回は間に合わない」手仕事は,実はもう1回ありました。レモンカーの電極づくりです。
うーん,やっぱり化学の実験は細かい作業だったのか。

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