きょうの日経サイエンス

2010年10月27日

大科学実験・日本賞!

 

先週も書いたとおり,今日(10/27)は再放送さえない,お休みの日。
このブログも休んじゃおうかなーと思っていたのですが,ビッグニュースが入ってきたので,痛む腰を押さえつつ,書くことにしました。

 

大科学実験は2010年の日本賞の児童部門で最優秀賞を獲得しました!

 

日本賞は教育コンテンツの国際コンクールです。主催はNHKですが,30数カ国が参加する,教育番組の国際コンクールとしては最大規模のもの。

 

大科学実験が受賞したのは児童部門ですが,このほかに幼児,青少年,生涯教育,福祉教育とあります。今晩,この5部門のそれぞれの最優秀賞の中からグランプリが選ばれます。

 

実は詫摩は今日(10/27)の午後3時から,11月放送分に関して制作スタッフさんからお話を伺う約束になっていました。いま,番組の完成が大詰めで担当ディレクターさんのスケジュール調整が難しく,やっと日時が決まったのですが・・・・。

 

チーフプロデューサーの森美樹さんから昨日(10/26・火)のお昼ごろにメールが。
「明日の約束,午前中からにして下さい」
(私はいいけれど,今,忙しいのは皆さんの方では???)

 

何でこんなに直前に予定が変わったかというと,大科学実験が日本賞をとったから。
今日の4時にはスタジオ入りして,皇太子殿下ご臨席の場でグランプリの発表などの式典があるとか。

 

詫摩の取材は,10時からの上映会終了後と4時からの出番の合間となりました。

 

詫摩「こんなに直前まで当事者にも黙っているものなの? 地方局や外国の人はどうするわけ?」
森「海外の方は秘密裏にご招待するみたいなんですけれど・・・」

 

10時から上映会にはCPの森さんのスピーチもあります。
「何分,話せばいいのかさえ,教えてくれないんですよ?」

 

過去に受賞経験のあるエグゼクティブディレクターの羽岡伸三郎さん(大科学実験の予備実験を一手に引き受けている方です)のお話では,各部門賞の最優秀作品5つを10時からの上映会で流し,それを見て,グランプリを決めるのだとか。

 

「え? じゃあ,今まさに,審査中ってことですか?」と寺嶋章之ディレクター。
「そうそう,ロビー活動とかしなくちゃ」と羽岡さん(冗談です)。
「ロビー活動って・・?」
「実験レンジャーの格好して,お茶を配るとか」

 

児童部門は一番エントリーが多く,97作品が集まったのだそうです。
前評判が高かったのは,フィンランドの作品で「ヒトは動物とどう違うのか」「ヒトがもし死なないとしたら」などの哲学的な問いを子どもたちにするという内容だそうです。ほかにも,ノルウェーのADHD(注意欠陥多動性障害)の子どものドキュメンタリーも評判が良かったとか。大科学実験のエントリー作品は「音の速さを見てみよう」です。

 

寺嶋「(大科学実験は)違うベクトルに一人旅をしているから」
森「どこへ行くのか,みんな気になったんだろうね」

 

 

さて,そろそろグランプリがウェブサイト上でも公表される時間ではないでしょうか。
幼児向けの部門はドイツ,青少年部門は英国,福祉部門はカナダの作品が最優秀賞をとったそうです。生涯教育部門はNHKの「リーマン予想」。
「リーマン予想」は,日経サイエンスの読者なら見た方も多いのではないでしょうか。詫摩は見ながら首筋に鳥肌がたったのを覚えています(これ,比喩ではないです)。

 

日本賞の公式サイトはこちら

NHKエデュケーショナル「大科学実験」のサイトはこちら