きょうの日経サイエンス

2010年10月15日

ラマチャンドラン「知覚は幻」別冊日経サイエンス

別冊日経サイエンス 『知覚は幻』発売!

いま話題の3Dテレビが3Dに見えるのはなぜ?

「特殊なメガネで左右の目に違う映像を送り込む」

「メガネには液晶シャッターという高速切り替え装置がついている」など,

いろいろな解説が返ってきそうですが,

本日発売の別冊日経サイエンス『知覚は幻』の著者

ヴィラヤヌル・ラマチャンドランなら

「それは脳が“幻”を生み出すからだ」と簡潔に答えるでしょう。

 

本書には

「存在しないものが実在よりもリアルに見える」

「止まっている絵が動いて見える」など,

知覚認識の“虚を突く”実例がたくさん登場。

そうした錯覚から脳の働きを読み解いていきます。

だまし絵や双安定図,不可能図形などなど,

錯覚から見えてくる真実をお楽しみください。

 

 

▽「知覚は幻 ラマチャンドランが語る錯覚の脳科学」について。。。

認知神経科学者のラマチャンドラン夫妻がScientific American Mindに連載中の

「Illusions」全30話を1冊にまとめたアンソロジーです。

驚きの錯覚や簡単にできる実験を紹介しつつ,

視覚認識が脳でどのように組み立てられているのかを興味深く解説。

通読すると認知科学の最前線を理解でき,

心理学や認知科学,神経科学を学ぶ学生向け入門書としてもお薦めです。

 

監修は

日本における錯視研究の第一人者である立命館大学の北岡明佳教授です。

北岡先生いわく

「日本はよい国であるとつくづく思う。

このような良書を母国語で読めない国は少なくない」(本書「はじめに」より)。

ぜひ書店で手にとってご覧ください。

一部に目が回るような錯視図形も掲載していますので,ご注意!

 

▽収録内容

陰影が生む幻/ゴリラ効果・脳が生み出す見落とし/幻に触れる/
ダ・ビンチコードを解読する/美意識の神経科学/あなたを動かす「幻の動き」/
大きさと重さの錯覚/床屋マークと窓問題/体外離脱・肉体から分離した自己 ほか

 

⇒詳細はこちら
目次や北岡先生のまえがきをお読みいただけます。