きょうの日経サイエンス

2010年8月2日

12の出来事その6 致命的パンデミック

発売中の日経サイエンス9月号科学大予測 世界が変わる12の出来事」からサワリをご紹介します。1項目ずつ不定期にアップしますので,またのぞきに来て下さい!

 

出来事6 致命的パンデミック
2050年までの実現性……五分五分

 

インフルエンザであれ何であれ,新たな病原ウイルス株は多くの命を奪う恐れがある。多くの国が国境を封鎖するだろう。これに伴い,個人に対する差別や政府間での非難の応酬が予想される。国際貿易と商業が落ち込み,世界のGDPが3~5%低下する(1兆8000億~3兆ドルの損失に相当)。
 テロリストが病原体をまいた場合は,さらにひどくなる。罹患率や死亡率は低いだろうが,人々が抱く恐怖は最悪だ。社会的・経済的に大混乱が生じる。自然の流行よりもひどい。

 

*次の出来事7は「生命の創出」。あなたのオッズは? お楽しみに!