きょうの日経サイエンス

2010年7月24日

12の出来事その1 クローン人間の誕生

本日発売の日経サイエンス9月号に掲載中の「科学大予測 世界が変わる12の出来事」からサワリをご紹介します。
2050年までの実現性を「まずない」「なさそう」「五分五分」「起こりそう」「ほぼ確実」の5段階でSCIENTIFIC AMERICAN 編集部が予想しました。あなたのオッズはどのくらいでしょうか。
12の出来事を1項目ずつ不定期にアップしますので,またこのページをのぞきに来て下さい!

 

出来事1 クローン人間の誕生
2050年までの実現性……起こりそう
 1996年のクローン羊ドリーの誕生以来,人間のクローニングは不可避だとみられている。ただし,UFOカルトを後ろ盾とする企業などが成功したと称している例があるものの,クローン人間はできていない。他の哺乳動物では成功しているが,ヒトのクローニングはずっと難しく,非常に危険でもある。また絶対確実な技術が整ったとしても,倫理的問題が残る。
 米国にはクローン人間作りを禁じていない州もある。国連は禁止を採択したが,拘束力はない。クローン人間が作られるとしたら,世界でも規制の緩い地域で,常軌を逸した金持ちか誰かがやるのだろう。

 

*次の出来事2は「余剰次元の発見」。オッズは? お楽しみに!