What’s New

論争:動物実験の是非を問う

動物実験の是非を問う  A. N. ローワン 無駄で誤解を生む動物実験  N. D. バーナード/S. R. カウフマン 動物実験は医学に不可欠だ  J. H. ボッティング/A. R. モリソン 動物実験の倫理性  M … 続きを読む

カテゴリ 1997年5月号, 記事

会話するバクテリア

 バクテリアは1個の細胞からなる小さな生命体である。しかし,彼らは決して,もの言わぬ孤独な存在ではない。多数のバクテリアが作るコロニーの中では,仲間どうしが頻繁にコミュニケーションを行い,さらに,宿主である動物や植物とも … 続きを読む

カテゴリ 1997年5月号, 記事

真核細胞誕生の謎を解く「膜進化説」

 ラマルク(Jean B. P. A. Lamark)もダーウィン(Charles Darwin)も,その進化論の考拠を得るのに用いた中心的方途は,一見複雑きわまりない生物進化の奥に流れる大河を見いだすことであった。ネオ … 続きを読む

カテゴリ 1997年5月号, 記事

コカイン依存者の免疫療法

 ペルーコカなど,コカ属の植物に含まれるアルカロイドであるコカイン(メチルベンゾイルエクゴニン)は,局所麻酔薬として使われるが,一方で嗜癖性の強い麻薬として知られている。米国ではコカイン中毒者が増えており,その撲滅が課題 … 続きを読む

カテゴリ 1997年5月号, 記事

宇宙線の不可思議

 宇宙の彼方から非常に高いエネルギーの粒子がやってくる。このような宇宙線は,いったいどこでどんなメカニズムによって加速されたのだろうか。最大の加速器から出てくる粒子は10の12乗eV(1兆電子ボルト)程度だが,宇宙線の中 … 続きを読む

カテゴリ 1997年5月号, 記事

『カマキリが高い所に産卵すると大雪』は本当か

 カマキリは秋に,卵がつまった卵嚢(らんのう)を草や木の枝に産みつける。その際,本能的に積雪の影響を配慮し,その年の積雪量を“予測”して,安全な場所に産卵する。すなわち,その冬の積雪が多いと木や草の高いところに卵を産むの … 続きを読む

カテゴリ 1997年5月号, 記事

超巨大数への挑戦

 私たちは,どこまで大きな数を認識できるのだろうか。また,どこまで大きな数を自由に使いこなすことができるのだろうか。    古代インドの人々は10の153乗という数まで想定していたらしい。一方,古代ローマ人は初 … 続きを読む

カテゴリ 1997年5月号, 記事

地殻の変動を見る衛星レーダー干渉測定

 高さ数百kmの上空を周回する人工衛星は,大陸や島々の姿をくっきりと写し出してくれる。しかし,これらはあるがままの地面の静的な状態を反映したにすぎない。地面が乗っている地殻のプレートはゆっくりと動いている。このプレートの … 続きを読む

カテゴリ 1997年5月号, 記事

5月号はちょっとすごいぞ!

  養老孟司の脳の見方,モノの見方 養老先生をホストに,毎回ゲストの先生を迎えて行う対談連載です。実は,編集部員は2回分の対談をすでに聞いています。みんなにエピソードを話しまわってしまうほど(掲載誌が出る前なのに~),面 … 続きを読む

カテゴリ 1997年5月号, 記事

日経サイエンス 1997年5月号

会話するバクテリア  R. ロージック/D. カイザー どうもホモ・サピエンスは,系統樹で自分たちから遠いところにある生物の能力を過小評価する傾向があるようです。バクテリアは,地球上で最も成功している生物なのにね! &n … 続きを読む

カテゴリ 1997年5月号, 雑誌

反科学ブームの真相

 最近まで科学界の勢力は絶大で,科学批判を無視するゆとりがあった。しかし,科学予算の削減につれて,科学者たちは反科学を猛烈に攻撃しはじめた。Scientific American 編集部は,反科学という点で共通の非難を浴 … 続きを読む

カテゴリ 1997年4月号, 記事

盲人はどのような絵を描くか

 私たちは紙の上に描かれた平面的な絵を見て,それが現実の立体物を表しているものであることをすぐに理解できる。物を視覚ではなく触覚でとらえている盲人にも,理解できるだろうか?    絵は視覚のコピーのように思われ … 続きを読む

カテゴリ 1997年4月号, 記事

知られざるエジソン

 今年の2月,米国の最も著名な発明家エジソン(Thomas Alva Edison, 1847-1931)の生誕150年を祝うにあたって,私たちは当然のことながら彼の「3大発明」(電球,蓄音機,映写機)を思い浮かべる。し … 続きを読む

カテゴリ 1997年4月号, 記事

パーキンソン病はどこまでわかったか

 パーキンソン病が記載されてから180年もたつが,いまだに根本的な治療法はない。現在,治療に使われているL-ドーパは手や足がふるえるなどといったパーキンソン病の症状を和らげるが,病状の進行を抑えることはできない。 &nb … 続きを読む

カテゴリ 1997年4月号, 記事

アインシュタインとシラードの冷蔵庫

 1920年代中期,冷蔵庫は氷で冷やす方式から,電気で冷やすタイプに代わっていた。しかし冷却材として使われていたのは塩化メチル,アンモニア,2酸化硫黄といった有毒ガスであり,配管からのガス漏れで,一家全滅といった事故が増 … 続きを読む

カテゴリ 1997年4月号, 記事