SCOPE & ADVANCE

温暖化疑いなし〜日経サイエンス2006年11月号より

気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が2001年に発表した報告書は過去1000年間の北半球の気温を解析し,急上昇が1900年ころに始まったことを発見した。この「ホッケースティック」状のグラフと,急激な温暖化が人間活動 … 続きを読む

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死者に微笑みを〜日経サイエンス2009年10月号より

 死刑囚を無理やり笑わせる毒薬が実在するようだ。ギリシャの詩人ホメロスは,サルジニア(イタリア半島の西沖にある島)で行われていたとされる儀式殺人にちなんで,「サルジニアの笑い」という言葉を造った(英語のsardonic … 続きを読む

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骨粗鬆症と糖尿病の意外な関係〜日経サイエンス2009年10月号より

密接な関連を示すデータが続出    骨がスカスカになって折れやすくなる──おそらくこれが骨粗鬆症の一般的なイメージだろう。だが,このイメージは「正しいが完璧ではない」と帝京大学ちば総合医療センター第3内科の岡崎 … 続きを読む

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子どもっぽさが賢さのもと?〜日経サイエンス2009年10月号より

脳の発達と進化に関する新しい見方が登場    人間の大人とチンパンジーの子どもには身体的に似た点がある。小さなあご,平たい顔面,薄い体毛などだ。幼体の特徴を保っていることを「幼形成熟(ネオテニー)」と呼び,特に … 続きを読む

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簡単に作れる“隠れ蓑”〜日経サイエンス2009年10月号より

特殊なメタマテリアルを使わずにすます新アイデア    近年,物体の周りで光を迂回させて,その物体を実質的に見えなくする“隠れ蓑”のアイデアが,光学研究者によっていろいろ考案されてきた。そのほとんどは,奇妙な光学 … 続きを読む

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排出窒素を追う〜日経サイエンス2009年10月号より

 人類は大気中の炭素だけでなく窒素の濃度も乱している。化石燃料を燃やすと窒素酸化物が排出され,これが生態系を過度に富栄養化したり,他の化合物と反応してスモッグや酸性雨を生じたりする可能性があるが,人類が大気中の窒素濃度を … 続きを読む

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ダウン症が示すがん治療のヒント〜日経サイエンス2009年10月号より

 ダウン症患者はめったにがんにならない。長年の謎なのだが,もしかすると抗がん遺伝子の数が通常よりも多いためではないかと考えられてきた。ダウン症は21番染色体が1本多いために起こる病気だからだ。 21番染色体には231個の … 続きを読む

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エキゾチックな超球〜日経サイエンス2009年10月号

高次元球面に関する45年越しの問題が解決したようだ      気楽に聞いてほしい。最近まで,数学的世界の奥深くには実に奇妙な254次元や510次元,1022次元の球面が存在するかもしれないとされていた … 続きを読む

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過去からの衝撃〜日経サイエンス2009年9月号より

中国が過去に行った核実験の影響で多数の市民が死亡した可能性がある    トフティ(Enver Tohti)は1973年の夏に空から土ぼこりが降ってきたことを覚えている。当時,トフティは中国の最西端,新疆ウイグル … 続きを読む

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アバターの法的責任〜日経サイエンス2009年9月号

仮想世界のいざこざを裁く法律が必要かも    仮想世界での行為は現実世界でどの程度の法的責任を問われるべきだろうか。ほとんどの人は「そんな責任などない」というかもしれないが,ネット上で実際に金融取引が行われオン … 続きを読む

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人によって異なる遺伝子の数〜日経サイエンス2009年9月号より

遺伝子のコピー数異常が病気につながる理由について新たな見方が生まれてきた    ヒトゲノム配列の概要版が公表されてから10年近くたった現在も,病気の原因遺伝子探しは完了には程遠い。ほとんどの研究者は嚢胞性線維症 … 続きを読む

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熱帯雨林が雨を呼ぶ?〜日経サイエンス2009年9月号より

 雨が多いところに熱帯雨林が広がった,つまり熱帯雨林は多雨の結果であるというのが長年の説だ。しかし新しい仮説は逆に,一部の森林は多雨につながる条件を生み出している可能性があるという。 この「生物ポンプ・モデル」によると, … 続きを読む

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アリ曰く「僕はまだ死んでない」〜日経サイエンス2009年9月号

 アリは手際のよすぎる葬儀屋として有名で,同じ巣の仲間が死ぬと,死骸についた病原体が集団に感染する前に死骸を運び出す。腐敗しつつある死骸の分解物質をアリが検知するのだと考えられたのだが,最近の研究によってこの仮説が崩れそ … 続きを読む

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枕木を取り替えるなら〜日経サイエンス2009年9月号

 鉄道の枕木は1本でも抜けると線路が危うくなる。それに比べれば,1本くらいなら地球環境に大した影響は与えないかもしれない。しかし,世界で何百万本もの枕木が老朽化していることを考えると,取り替え用の枕木にどの材料を選ぶかで … 続きを読む

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そり犬の科学〜日経サイエンス2009年9月号

長距離を走り抜く犬には代謝の秘密が隠されている      犬ぞりの先頭犬ラリーは,舌としっぽを激しく振りながらアラスカ州ノームのゴールラインを駆け抜けた。3月に開かれた「アイディタロッド犬ぞりレース」 … 続きを読む

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