カテゴリ : 2023年6月号

最長のスタンプラリー・ルートを探せ!(解答)

この問題を最初に聞いたとき,悪名高い難問「巡回セールスマン問題」を連想された読者がおられるかもしれない。これは,セールスマンがいくつかの営業拠点を全部回るときに,移動コストが最小になるような経路を求める問題であり,本パズ … 続きを読む

カテゴリ 2023年6月号, パズルの国のアリスー解答

Walks of Life / 覆る直立二足歩行の進化史 人類が試した多様な足取り

Long before our ancestors evolved large brains and language, even before they tamed fire or made stone tools, they started doing something no mammal had done before: walking on two legs. Skeletal adap … 続きを読む

カテゴリ 2023年6月号, 英語で読む日経サイエンス

原子の「スピードガン」〜日経サイエンス2023年6月号より

分子を構成する原子の運動を直接計測,化学反応の解明に活用を目指す 東北大学の研究チームは分子を構成する原子1つ1つの運動速度を測る技術を開発した。加速した電子を原子に当て,戻ってきたときのエネルギーの変化から速度や方向を … 続きを読む

カテゴリ 2023年6月号, SCOPE & ADVANCE

植物の配管工事〜日経サイエンス2023年6月号より

乾燥した陸上環境を生き残るために,複雑な水輸送システムが発達したようだ 高くそびえ立つセコイアからひょろ長いつる性植物まで,植物は大地から吸い上げた水を「木部」という管状の組織を通して高いところにある葉に送っている。だが … 続きを読む

カテゴリ 2023年6月号, SCOPE & ADVANCE

見事な鼻ほじり〜日経サイエンス2023年6月号より

アイアイの異様に長い指は究極の鼻ほじりを可能にしている 長い指を持つサルが鼻をほじり,指についたねばねばを食べている現場がカメラにとらえられた。 犯人はデューク大学キツネザルセンターにいる「カリ」という名のメスのアイアイ … 続きを読む

カテゴリ 2023年6月号, SCOPE & ADVANCE

味を変える食器〜日経サイエンス2023年6月号より

甘味や塩味を操るハイテク食器の数々 糖分や塩分の多い食べ物は健康によくない場合があるが,多くの人にとってそうした味つけはあまりにおいしいので減らせない。だが,これらの化合物を実際には摂取せずに,何らかの方法でその味を楽し … 続きを読む

カテゴリ 2023年6月号, SCOPE & ADVANCE

Missions to the Moons / エウロパとガニメデ 生命存在の有力地を訪ねる

If there is life elsewhere in our solar system, Jupiter’s large icy moons are a pretty good bet on where to find it. … 続きを読む

カテゴリ 2023年6月号, 英語で読む日経サイエンス

人工細胞に“動き”を付与〜日経サイエンス2023年6月号より

遺伝子を少し加えてやるだけで,変形して動く能力を獲得 大阪公立大学教授の宮田真人(みやた・まこと)は子供のころ,ラジオやアンプの工作が大好きだった。物をいじくり回すことに関する彼の興味はその後も増すばかりだが,細胞生物学 … 続きを読む

カテゴリ 2023年6月号, SCOPE & ADVANCE

最長のスタンプラリー・ルートを探せ!(問題)

近隣の住人にしかあまり知られていないが,鏡の国にも温泉がある。東ナイト駅の北に建設中の新しい鏡の国博物館から,さらに北へずっと入っていく山道があり,そのドン詰まりが温泉なのだ。結構湯量が豊富で湯温も高いアルカリ温泉である … 続きを読む

カテゴリ 2023年6月号, パズルの国のアリス

新しいエイリアン像 想像を超えた生命体

「夜中に鍵をなくした人は,まず街灯の下を探す」という古い格言がある。物を探すとき,人は一番簡単な場所から探してしまい,結果として鍵のありかになかなか辿り着かない。それがたとえ先進性に満ちた「地球外の生命」の探索だとしても … 続きを読む

カテゴリ 2023年6月号, 記事

リュウグウが運ぶ生命の材料

探査機「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」で採取したサンプルからは,液体の水や多様な有機物が見つかった。生命活動に欠かせない核酸やタンパク質の材料もごく微量だが検出された。小惑星が隕石となって太古の地球に降り注ぎ,こうし … 続きを読む

カテゴリ 2023年6月号, 記事

異星の海/木星アート

2005年,土星を訪れた探査機カッシーニは予想外の環境のなかを通過した。細かな水滴からなる霧だ。氷で覆われた土星の衛星エンケラドスの表面にある割れ目から,時速1290kmで宇宙空間に噴き出していた。カッシーニはこれを採取 … 続きを読む

カテゴリ 2023年6月号, 記事

エウロパとガニメデ 生命存在の有力地を訪ねる

太陽系のどこかにいる地球外生命を見つけようというなら,木星の大きな氷の衛星で探すのがよい。 そうした氷衛星の表面下には広大な海が隠れており,木星の強い重力場でゆすられて液体の状態を保ち,厚い氷床によって木星の過酷な放射線 … 続きを読む

カテゴリ 2023年6月号, 記事

木星の氷衛星を探る 探査計画スタート

「星空に望遠鏡を初めて向けたガリレオは木星の4つの衛星を発見,地動説の正しさを確信する契機となった。それから約400年,今度はそれらのガリレオ衛星を間近から観測することで,地球中心の生命観が大転換することになるかもしれな … 続きを読む

カテゴリ 2023年6月号, 記事

特集:宇宙生命

現在は地球外生命の発見前夜なのかもしれない。火星ではロボットが太古の湖の底を探っており,軌道上では新鋭宇宙望遠鏡が地球に似た系外惑星の観測を始めようとしている。さらに,氷に閉ざされた海を持つとみられる木星の衛星を詳しく調 … 続きを読む

カテゴリ 2023年6月号, 記事