カテゴリ : 2022年11月号

カキを導くエビの音〜日経サイエンス2022年11月号より

テッポウエビが発する音によってカキの幼生を新たな岩礁に誘導できる カキ礁はかつて多くの海底を一面に覆って海水を濾過し,海岸線を安定に保ち,膨大な生物のすみかとなっていた。だが過去200年間に,底引き網漁船が世界のカキ礁の … 続きを読む

カテゴリ 2022年11月号, SCOPE & ADVANCE

死後の網膜の電気活動を復活〜日経サイエンス2022年11月号より

機能を調べる優れた実験モデルになる 脳死ほど撤回のきかない生物学的事象はないといえる。人が死ぬとニューロンもともに死ぬと長年考えられてきた。だが,ニューロンがぎっしり詰まった組織である網膜に関する新たな研究は,この定説に … 続きを読む

カテゴリ 2022年11月号, SCOPE & ADVANCE

Forecasting Atmospheric Rivers / 線状降水帯の発生原因 「大気の川」を予報する

I was eating breakfast on a Monday morning at Sears Fine Food in downtown San Francisco, casually watching the local five-day weather forecast on a television screen behind the counter. A little symbo … 続きを読む

カテゴリ 2022年11月号, 英語で読む日経サイエンス

タマムシの目くらまし防御〜日経サイエンス2022年11月号より

玉虫色の変化は身を隠すのと脅しの両方に働いている 虫にとって,キラキラ玉虫色に輝く殻を備えることは,腹をすかせた鳥から逃れるための最善の進化戦略ではないように思える。だが,見る角度によって色が変わるこの玉虫色が木漏れ日の … 続きを読む

カテゴリ 2022年11月号, SCOPE & ADVANCE

無限を見る

風に秋の気配を感じられた。間瀬真知香(ませ・まちか)がルイボスティーを口にすると,高校1年生の何戸家夏太(なんとか・なつた)と姉の奈留沙(なるさ)が勢いよく飛び込んできて,真知香は微笑んだ。 「おはようございます。今日は … 続きを読む

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ぞろ目の出ないサイコロ(問題)

 アリスが白の騎士の工房を訪ねてみると,赤のポーンたちが全員来ていてなにやらかまびすしい。どうも白の騎士がまた奇妙な発明品を作ったので,そのお披露目をしているところらしい。  アリスに気づいてポーンの1人が言う。「俺たち … 続きを読む

カテゴリ 2022年11月号, パズルの国のアリス, パズルの国のアリス(解答なし)

コロナ後遺症の相談窓口一覧

日経サイエンスでは,2022年11月号において「コロナ後遺症」を特集しています。感染後の体調不良に悩んでおられる方や,コロナ後遺症に関心のある方に向けて,全国各地の自治体が設置している相談窓口や,行政が公開している対応医 … 続きを読む

カテゴリ 2022年11月号, 編集部のピックアップ, 記事

どこまで進んだ? コロナ後遺症の実態解明 原因と治療のヒント

2022年9月の時点で日本国内の累積感染者数は2000万人を超えた。もちろんほとんどの人は回復済みだが,この感染症が厄介なのは回復後に一部の人で後遺症が残る点だ。 新型コロナの後遺症はもはや誰にとっても他人事ではない。一 … 続きを読む

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Long COVIDの霧を晴らす 岩崎明子エール大学教授に聞く

新型コロナウイルス感染症の後遺症は,200を超す症状が報告されている。様々な症状があることが病気の理解を阻んでしまい,その原因は当初,完全に霧の中にあった。しかし今,その霧が少しずつ晴れようとしている。 症状が様々に異な … 続きを読む

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明治・大正の船乗りを育んだ商船学校天体観測所

東京下町,隅田川河口に近い越中島に,現存する日本最古の天体観測ドームがある。東京海洋大学の源流の1つ,「商船学校」に明治36年(1903年)に建てられた天体観測所だ。大海原では天体観測から現在地の緯度経度を求めていたため … 続きを読む

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特集:コロナ後遺症

新型コロナの国内の感染者数は累積で2000万人を超えた。感染者のうち20人に1人以上が発症する後遺症は,もはや誰にとっても他人事ではない。コロナ後遺症は患者によって様々な症状が起こり,そのことが後遺症の根本にあるメカニズ … 続きを読む

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自動運転ソフトの革命児 オープン化で世界に挑む:加藤真平

トヨタ・日立・鴻海・インテルなどと「連合軍」 米テスラ・グーグルのブラックボックスに対抗 クルマ社会変革して脱炭素実現へ クルマ社会の姿を大きく変えるといわれる自動運転。国内外で様々なプレーヤーが技術の社会実装に乗り出す … 続きを読む

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生物活動が育んだ南鳥島のレアアース泥

約40億年前の太古まで遡り地球の生い立ちを解き明かす地球史解読の研究から,日本に知られざる資源があったことが浮かび上がった。南鳥島沖の海底には,地球を覆う巨大な岩板(プレート)が生まれている中央海嶺における熱水活動や,過 … 続きを読む

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日本海の海底岩石層にCO₂を閉じ込める

1996年の夏,私(著者のひとりである中村)は,西オーストラリア北部のマーブルバーと呼ばれる町の近郊で,灼熱の砂漠の上に立っていた。足元には丸みを帯びた円柱状の溶岩が積み重なった,特異な形の岩石が広がっていた。「枕状溶岩 … 続きを読む

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特集:地球史解読がもたらした海底資源

太古の昔,地球の大気や海中には,二酸化炭素(CO2)が豊富に含まれていた。だが海底火山の噴火によって生じた玄武岩が海水中のCO2を炭酸塩鉱物に変えて取り込んだため,地球表層のCO2は劇的に減っていった。この玄武岩に似たC … 続きを読む

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