カテゴリ : 2022年10月号
ニキビの原因〜日経サイエンス2022年10月号より
アクネ菌の影響で線維芽細胞が脂肪細胞に転換しているようだ ニキビの原因が皮脂であるなら,よく洗顔しても防げないのはなぜだろう? 最近の研究がその疑問にひとつの答えを与えた。そしておそらく,新たな予防法も。 ニキビは小さな … 続きを読む
カテゴリ 2022年10月号, SCOPE & ADVANCE
Turning the Tide / 深海探査で変わる生命観
For more than 50 years deep-sea exploration has been a continuous fount of discoveries that change how we think about life in the ocean, on dry land and even beyond our planet. Consider the following … 続きを読む
カテゴリ 2022年10月号, 英語で読む日経サイエンス
恐竜の食物をたどって〜日経サイエンス2022年10月号より
食性による生息域の大小が多様性の違いを生んだ可能性 もし7500万年前の北米大陸を旅したら,行く先々で大きく異なる恐竜を目にしたことだろう。大陸の西半分で見つかったこの時代の恐竜化石は非常に多様で,古生物学者はその理由に … 続きを読む
カテゴリ 2022年10月号, SCOPE & ADVANCE
Healing Waters / 生物から新薬候補続々 コロナ,がん,マラリア
After completing six long rounds of chemotherapy, 75-year-old Pedro R. L. received the news he and his family had been hoping for: his chronic lymphocytic leukemia was in complete remission. But while … 続きを読む
カテゴリ 2022年10月号, 英語で読む日経サイエンス
オスグモの緊急脱出ジャンプ〜日経サイエンス2022年10月号より
パートナーに食われないよう交尾後に素早く跳び離れている 一部のクモにとって,愛とは自分のすべてを捧げることだ。多くの種が「性的共食い」という恐ろしい行動を示し,メスが交尾後に相手のオスを食べる。栄養補給のため,あるいは生 … 続きを読む
カテゴリ 2022年10月号, SCOPE & ADVANCE
マーカーペンで検体保存〜日経サイエンス2022年10月号より
替え芯を使う秀逸なアイデア 綿棒とバイアル(小さな薬瓶)は血液や唾液などの液体サンプルを臨床検査ラボに運ぶのに極めて重要な役割を果たしている。だが綿棒上の検体はすぐに乾いてしまうし,バイアルの試料は分析前に移し替えの手間 … 続きを読む
カテゴリ 2022年10月号, SCOPE & ADVANCE
ハイパースペクトル画像に期待〜日経サイエンス2022年10月号より
地表の物質の種類を見分ける超精密な衛星画像 土壌の状態から地表に繁茂する植物,都市スプロールの構造まで,地球表面の詳細を解析することが,間もなく新たな衛星によって可能になりそうだ。この春,スペースXのファルコン9ロケット … 続きを読む
カテゴリ 2022年10月号, SCOPE & ADVANCE
360度監視カメラの配置(問題)
白の騎士の奇妙な発明品をはじめ面白い品々が展示されている鏡の国の博物館。展示品が増えて手狭になったので,もっと広い場所に移設しようということになった。幸い,東ナイト駅の少し北側に,十分に広い建設用地を確保できた。駅前に … 続きを読む
カテゴリ 2022年10月号, パズルの国のアリス, パズルの国のアリス(解答なし)

青山学院大、炭素材料の技術紹介 〜湘南生、化学の基礎学ぶ
神奈川県立湘南高等学校(藤沢市)で6月、炭素材料など化学の基礎を学ぶ特別講義が開かれた。青山学院大学の黄晋二理工学部教授(学長補佐)が1年生に、炭素原子の結合や性質が異なる「同素体」を説明。自らの研究テーマの「透明アンテ … 続きを読む
カテゴリ 2022年10月号, 中高生が学ぶ サイエンス講義

三菱電機、人と機械の融合技術を紹介 〜高槻中高生、遠隔操作ロボットを体験
高槻中学校・高等学校(大阪府高槻市)で7月、人と機械の遠隔融合を学ぶ特別講義が開かれた。三菱電機先端技術総合研究所メカトロニクス技術部の春名正樹博士が中学生と高校生に、人間の触覚を再現したロボットの研究開発を紹介。校内に … 続きを読む
カテゴリ 2022年10月号, 中高生が学ぶ サイエンス講義
温暖化の食料影響解明 主食コメの将来を背負う:長谷川利拡
国連の温暖化報告書で唯一日本出身の統括執筆責任者 CO2濃度上昇による生産性の変化を探る 難民や紛争を生む食料不足に歯止め 農水省所管の農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)で農業の気候変動適応策を研究する長谷川利拡 … 続きを読む
深海探査で変わる生命観
深海探査は過去50年以上にわたって新発見の源泉であり続け,海と陸,さらには地球外の生命に関する私たちの考え方を変えてきた。次の3つの事例を考えてみよう。 1968年10月16日,米マサチューセッツ州ナンタケット島の沖10 … 続きを読む
地球の気候を左右する微小動物 夜ごとの大移動
世界中の海で毎晩,米粒よりも小さい何兆もの動物プランクトンが水深数十mから数百mのところに集まって合図を待つ。科学者は長い間,これらの小さな生物は潮に流されているだけの受動的な漂流者だと考えていた。だが日没直前,この微生 … 続きを読む
生物から新薬候補続々 コロナ,がん,マラリア
スペインのイビサ島の南西沖にある岩だらけの無人島,エス・ベドラ島。ホメロスの叙事詩『オデュッセイア』に登場する,船乗りを死に誘う海の妖精セイレーンにちなんだこの切り立った島の沖合から生まれたのは,人びとを病から救う薬だっ … 続きを読む