カテゴリ : 2022年5月号

公道巡り(解答)

 奇妙な印象の問題だ。dは各拠点から出ている公道の本数の平均値だから,経路の長さ(ここでは経路の物理的な道のりではなく,経路を構成する公道の本数を経路の長さと呼ぶ)とは一見無関係な気がする。しかし,このパズルは,あまり知 … 続きを読む

カテゴリ 2022年5月号, パズルの国のアリスー解答

飢餓を生き延びるための変異〜日経サイエンス2022年5月号より

食物が乏しいときには小柄なほうが有利   100万年前,ある遺伝子に生じた小さな変異が当時の人類に大きな利点をもたらしたようだ。Science Advances誌に掲載された最近の研究は「成長ホルモン受容体遺伝 … 続きを読む

カテゴリ 2022年5月号, SCOPE & ADVANCE

自然の呼び声〜日経サイエンス2022年5月号より

ウシのトイレ訓練   排尿は簡単だが,それを我慢するのは難しい。オオカミなどの動物は縄張りを他と区別してマーキングするために膀胱を制御しているが,ウシはのんきに放牧地を歩き回りながら気ままに尿をまき散らしている … 続きを読む

カテゴリ 2022年5月号, SCOPE & ADVANCE

Secrets of the Sacred Baboons / ヒヒは太陽神ラーの使い 霊長類学で古代エジプト世界の謎を解く

In the collections of the British Museum in London, a mummy known simply as EA6736 sits in eternal repose. Recovered from the Temple of Khons in Luxor, Egypt, it dates to the New Kingdom period, from … 続きを読む

カテゴリ 2022年5月号, 英語で読む日経サイエンス

オキアミが見る極夜の光〜日経サイエンス2022年5月号より

太陽がずっと沈んだままでも1日の昼夜のリズムを感知している   北極は冬の間,太陽が地平線の下に隠れたままの日が何週間も続く「極夜」となる。だが最近のある研究は,北極海にすむ小さな甲殻類が,この長く続く暗闇のな … 続きを読む

カテゴリ 2022年5月号, SCOPE & ADVANCE

Wonder of the Ancient World / 古代ギリシャの天文計算機 アンティキテラの機械

In 1900 diver Elias Stadiatis, clad in a copper and brass helmet and a heavy canvas suit, emerged from the sea shaking in fear and mumbling about a “heap of dead naked people.” He was among a grou … 続きを読む

カテゴリ 2022年5月号, 英語で読む日経サイエンス

月の影領域を見る方法〜日経サイエンス2022年5月号より

人工知能で光を当てる   月の両極近くにある特定の領域は決して直射日光を受けることがなく,永久に影のままになっている。これらの「永久影領域」に大量の氷が蓄えられていることが近年の研究で示唆された。初期太陽系の詳 … 続きを読む

カテゴリ 2022年5月号, SCOPE & ADVANCE

サメ肌でスクラッチ〜日経サイエンス2022年5月号より

魚たちが自ら進んで体をこすりつけている   ウィリアムズ(Lacey Williams)が南アフリカ共和国のプレッテンバーグ・ベイで1頭のホホジロザメを水中ドローンで追跡していたところ,レアフィッシュ(アジの仲 … 続きを読む

カテゴリ 2022年5月号, SCOPE & ADVANCE

公道巡り(問題)

 無限モグラ国は,地表は真っ平らで,地平線のかなたまで整然とした区画に分かれており,区画ごとに異なる色の花々が美しく咲いている。だが,地下となるとまったく様相が異なる。くねくねと曲がるトンネル通路が上下東西南北あらゆる方 … 続きを読む

カテゴリ 2022年5月号, パズルの国のアリス

白黒つけてみる

 間瀬真知香(ませ・まちか)は,いつものとおりルイボスティーを飲みながら待っていた。そろそろかしら,と思ったとき,おはようございます!と,何戸家夏太(なんとか・なつた)と姉の奈留沙(なるさ)が部屋に飛び込んできた。  「 … 続きを読む

カテゴリ 2022年5月号, 記事

旧東京天文台堂平観測所(中)

明治時代の初めから約1世紀,日本の近代天文学の揺籃期を支えてきた望遠鏡の主力はドイツや英国などからの輸入品だった。国産に切り替わる契機となったのが東京大学東京天文台(国立天文台の前身)が昭和時代半ばに導入した2台の口径9 … 続きを読む

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小胞体の基本機能解明 タンパク質を修復・分解:森 和俊

生命活動を支えるタンパク質は正しい形をしていないと正常に働かない 異常なタンパク質を修復・分解する小胞体の重要な機能を解明した 脳や肝臓など様々な病気に関わる成果で,世界の研究を牽引している 京都大学大学院理学研究科教授 … 続きを読む

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ゲノムが語る食の文化史

「現地の人々が『アヒ』と呼ぶコショウには,コショウ以上の価値がある。彼らの食事はこれなしには成り立たず,人々はとても健康的に過ごしている」。コロンブス(Christopher Columbus)は1492年,カリブ海の西 … 続きを読む

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痛みが美味しさに変わるメカニズム

2021年10月。この年のノーベル生理学・医学賞の受賞者のもとに,色とりどりのタバスコソースのセットが届けられた。ファミリーレストランで見かけるような,卓上サイズのビンが化粧箱に並んで入っている。お祝いの品ならもっと豪華 … 続きを読む

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特集:辛い!の科学

カレー,麻婆豆腐,タコス,ペペロンチーノ──世界の食文化は,辛みと切っても切れない関係にある。好きこのんで辛いものを食べる動物はヒトだけだ。私たちはなぜ,この危険な味に魅了されるのか。2021年のノーベル生理学・医学賞は … 続きを読む

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